内容説明
老いることは、喜びに満ちた経験となる。
目次
第１部：通過儀礼（初めて経験する老い；年老いた身体、若い魂；人生の道）
第２部 歳を重ねて、より深みのある人物になる（メランコリー：幸せへの道；人生経験の整理；セクシュアリティの成熟）
第３部 老いを別の角度から想像する（イニシエーションとしての病気；怒りっぽい老人；遊ぶ、働く、リタイアする）
第４部 未来へ心を開く（エルダー（老賢性）を発揮する
遺産：人生という実験の未来
孤独感を変容させる）
第５部 老いのスピリチュアリティ（友情とコミュニティ；年老いた天使；死と共に生きる；自然の成り行きにまかせる）
著者等紹介
ムーア，トマス［ムーア，トマス］ ［Ｍｏｏｒｅ，Ｔｈｏｍａｓ］
ニューヨーク・タイムズのベストセラー『失われた心、生かされる心』の著者。成熟したスピリチュアル・ライフを啓発する著作、魂を深める生き方に関する著作多数。３つの著作でベターライフ賞を受賞。古い順に、修道士、ミュージシャン、大学教授、心理療法家という異色の経歴を持つ。現在は、魂のある世界を創るためにスピリチュアリティについて各地でレクチャーを行っている。ニューハンプシャー州在住
青木聡［アオキアキラ］
上智大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。臨床心理士。公認心理師（登録申請中）。東京の池袋で「あずま通り心理臨床オフィス」を個人開設して心理療法を実践している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hiyu
4
「老いることは、喜びに満ちた経験となる」との心境に至っているかといわれればまだまだだが、まさにタイトルの通りであると強く感じるようになった。同時に若さを求めて、少なくとも若いと言われることに妙な嬉しさを感じるこの身には耳が痛くなる点もあった。2021/05/05
