内容説明
どんな授業をすれば、子どもの平和認識は深まるの?選び抜かれた教材と白熱する「討論授業」で、子ども・教師そして教室はどう変わったのか。戦争・平和の問題と、日常の生活とを切り結びながら展開された、刺激的な授業実践の記録!
目次
子どもと一緒につくる平和の教室―暴露・告発型から思考する「平和教育」へ
なぜ、長野県の人がつくば市まで来て芝畑を作ったのか
教室で出会う沖縄
善良な父や兄弟が、戦地で人を殺めてしまったのはなぜか
浅川巧から見た日本の植民地支配
武力で平和は保てるか
戦場に送られた民間人
なぜ空襲でも逃げちゃいけないのか
インタビュー 地域を知ることは生徒を知ること―二人の元教員の経験に学ぶ
ハジチを禁じられた沖縄女性の葛藤
自殺は自己責任なのか
安房の高校生から始まった平和活動
大学生が空襲体験を学び、伝える
著者等紹介
小薗崇明[コゾノタカアキ]
1979年生まれ。東京成徳大学人文学部日本伝統文化学科教員。専門は歴史学(日本近現代史)
渡辺哲郎[ワタナベテツロウ]
1978年生まれ。日本大学終志野高等学校教諭。専門は歴史教育、日本近世史
和田悠[ワダユウ]
1976年生まれ。立教大学文学部教育学科教員。専門は社会教育、社会科教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。