内容説明
宗教学を講じ、寺院経営者兼住職として改革を実践する著者が、日本仏教史をもとに近代化への課題と方策を論述。
目次
第1章 文化変容と宗教―鎌倉仏教興起の原因
第2章 中世的自覚について―道元禅師の信に触れて
第3章 社会の変化とともに仏教はどのように変化したか―日本仏教再興の窓
第4章 大衆教化の壁と窓
第5章 日本仏教の近代化
第6章 国家体制の変動と宗教
第7章 現代仏教教団のディレンマをつく
第8章 近代社会に即応した新しい寺院経営を目指して
第9章 仏教の現代化
著者等紹介
〓瀬武三[タカセタケミ]
1934年、愛知県小牧市生まれ。駒沢大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東北大学大学院実践哲学科博士課程修了。駒沢大学文学部宗教学講師。愛知学院大学宗教学部講師。曹洞宗大本山總持寺講師兼出版部長。(財)仏教伝道協会初代事務局長、「仏教聖典」編集員。曹洞宗大叢山福厳寺住職在住45年。学校法人福厳寺学園太陽幼稚園創立、理事長兼園長在任43年。現在は単立宗教法人観音寺創立、代表役員兼住職として大衆向け禅体験専門道場を開設、坐禅瞑想、沐浴、断食修行を実践。専門は宗教社会学、仏教学、禅学、人間学としての幼児教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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