内容説明
関係は、ありのままの自分が見える鏡です。生のすべては、関係における動きで、何とも関わっていない生き物は、地上にはいません。人里離れた所に住む隠者でさえ、過去と関係し、身のまわりにいる人たちと関係しています。関係から抜け出してはいません。その関係のなかで、自分自身を見ることができる鏡のなかで、私たちの反応、先入観、恐れ、憂鬱、心配、寂しさ、悲しみ、痛み、嘆きなど、自分がどうあるのかに気づくことができるのです。愛しているか、あるいは、愛というようなものはないのか、気づくことができるのです。私たちは、この関係についての問いを検討しましょう。なぜなら、それが愛の基礎だからです。
目次
1 生は、関係における動き
2 イメージづくりの装置
3 楽しみと欲望の理解
4 性は、なぜ問題になってしまったのか?
5 純潔について
6 結婚について
7 愛とは何か
8 関係における愛
9 関係しているとは、「私」が終わること
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