内容説明
病を良く知り、共に生きていく。難病のALS“筋萎縮性側索硬化症”と闘う当事者だからこそ残せた貴重な医療記録。
目次
第1章 二〇一六年 構音障害の原因究明
第2章 二〇一六年十月、本格的な構音障害の原因追求
第3章 二〇一七年 QOL(生活の質)を求めて
第4章 二〇一七年八月、胃ろう創設
第5章 二〇一七年十一月、薬の選択
第6章 二〇一八年、発病から三年目へ
第7章 二〇一八年四月 都立神経病院主治医の最終診察
著者等紹介
田中繁夫[タナカシゲオ]
1941年、神奈川県川崎市生まれ。1960年、県立川崎高校卒業。横浜国立大学工学部電気工学科を卒業後、東京芝浦電気中央研究所に勤務。1996年、東芝を早期退職し、(株)富士写真フイルム勤務。2000年、(有)ティップリサーチを設立し独立。経営コンサルタント(中小企業診断士、技術士)、横浜国立大学ベンチャービジネスラボ非常勤講師、大学発ベンチャーの育成、神奈川県中小企業センターマネージャーを歴任。2005年から俳句をはじめ、2016年、俳句結社「末黒野」の同人。2007年、福祉施設の経営指導、福祉研修講師、社会福祉士の活動に注力、地域福祉活動、認知症ケア指導管理士。2016年1月から構音障害を発症し、その原因究明に多くの病院に掛かり、同年10月に都立神経病院で進行性球麻痺の診断を受ける。2017年4月に検査入院の結果、ALSと確定診断。6月に(社)日本ALS協会加入(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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