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内容説明
「正しい厳しさ」「適切な目標」「仕事観」「世代の違い」「権限委譲」「メンバーの納得」「相手目線」「信頼と監視」…。“空気”さえつくれば、驚くほどチームが回り始める!
目次
「雰囲気がいい」と「空気がいい」の大きな違い
「正しい厳しさ」を知らずしてよい空気はつくれない
リーダーの何気ない言葉ひとつで、見違えるほど空気はよくなる
「背中で引っ張る」はやっぱり今の時代には合わない
結局「責任感の強さ」がもっとも空気を悪くする
多くのリーダーが、「チームのため」と言いつつ利己的な要求をしている
「やりがい」や「お金」よりも「安心感」が空気をつくる
リーダーの「なぜできない?」はイジメと変わらない
新任リーダーは、だいたい無意識に空気を悪くする
間違った「率先垂範」はメンバーの造反につながる〔ほか〕
著者等紹介
小笠原隆夫[オガサワラタカオ]
ユニティ・サポート代表・人事コンサルタント・経営士。BIP株式会社代表取締役社長。IT企業で開発SE職を務めた後、同社で新卒中途の採用活動、人事制度構築と運用、ほか人事マネージャー職などに従事。2007年2月に「ユニティ・サポート」を設立し、同代表に。2012年3月より「BIP株式会社」にパートナーとして参画し、2013年3月より同社取締役、2017年2月より同社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らくいん
1
【目次】 『結局「責任感の強さ」がもっとも空気を悪くする』『新任リーダーは、だいたい無意識に空気を悪くする』『自己中なリーダーほどメンバーに「あうんの呼吸」を求める』…全てワイやww 数々の先人の失敗事例が載っていて、こういうのは今の時代ダメなんだと教訓にできます。私が新卒のころは「一回しか教えないからよく聞けよ」みたいな先輩がゴロゴロいたが、そういうのを見て育った自分も今や「そっち側」の世界(パワハラと自分の都合が全て)の住人かもしれないと思うなど…。何をやったらダメかを学ぶのにちょうど良い本でした。2023/10/15
すみす
1
非常に分かりやすくリーダーによるマネジメントを説いてくれている。俺の背中を見て育てという考え方が受け入れられなくなっているとはよく聞かされるが、本書の細かく分類された「いかにもリーダーとして優秀、でもうまくチームは機能していない」数多くの事例によって、その理由を納得することができた。自らの行動を省みて、冷や汗をかく場面も多かったが、職場よりも家庭でもっと頑張らなければ!というのが一番の感想。繰り返し読みたい。2019/11/06
ほんやま
1
まあまあ、思い当たる節はあった。2018/07/29
suoyimi
0
新任リーダーがとくに陥りやすい失敗を避けるための方法を紹介した2018年6月の書籍です。 雰囲気が良いことと空気がいい、というのは違います。時には厳しさが必要です。しかし、厳しさをはき違えると命令になってしまいます。正しい厳しさを知る必要があります。厳しさというのは、あくまで発揮する能力や目標達成度など仕事における要求レベルの高さのことです。 リーダーには得意な局面、不得意な局面があり、場面によって活躍するリーダーが配置されることがあります。2021/03/06
オカピー
0
うちの勤務先にもいるんだよね。率先垂範型のリーダーが。また、その方が仕事できるんですよ。ただ、そのリーダーシップのとり方しか知らなくて、あるいは色々なリーダーシップの取り方があることを教えてあげてもやってみようとせず、周りの従業員が「メンタルダウン」しているのにも気づかず困っています。私が目指しているのは、みんなが自然体でいられれる、みんなが同じ方向を向いて業務に取り組んでいるような職場です。ちょっぴりの緊張感と、和気あいあいと真剣に仕事に取り組んでいるチームを作りたいと思っています。2020/07/16