内容説明
ぼくはふつうの子どもじゃない。それはわかってる―生まれつき顔に障害がある男の子、オギーとその周囲の人々を描き、世界中でベストセラーとなった小説『ワンダー』。この作品に込められたメッセージを、作者本人が絵筆を握り、新たに絵本として伝えます。
著者等紹介
パラシオ,R.J.[パラシオ,R.J.] [Palacio,R.J.]
50ヶ国語に翻訳されたベストセラー『ワンダー』の作者。『ワンダー』は数々の賞を受賞し、児童文学賞の最高峰であるカーネギー賞の最終候補にも残り、2017年11月に米で映画が公開された(日本公開は2018年6月)。ニューヨークで生まれ育ち、大学でイラストを学んだ
中井はるの[ナカイハルノ]
翻訳家及び作家。2013年、『木の葉のホームワーク』(講談社)で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
89
美男美女も、ふつうの人もそうでない人も、みんなみんなひとりひとりつがって当たり前。みんながワンダー、奇跡の人なんだ‼️2018/07/01
chimako
84
【先生のお薦め本】あのワンダーが絵本になった。絵を描いたのも作者のパラシオ氏。見た目がみんなと違うことで悪口を言われたり避けられたりするオギーが、誰にでもわかるやさしい言葉で教えてくれる。オギーのまわりの子どもたちは顔の色も髪の毛の色もさまざま。すぐに読めてしまうけれど考えることは多い。『ワンダー』の厚さで敬遠している子どもたちに、大人たちに。2018/08/29
佳音
84
ワンダーを読んだ子どもにはいいけれど、幼い子にはわかりづらいからフォローしちゃったけれど、私はそういう作品説明はいや。感じ取ってほしい。【追記】この本 レジリエンスを考える上で良い絵本だと思うんだよね。低学年~3年まではむずかしいかも。4年、5年にはぴったりかな。2018/06/27
ままこ
84
作者自身でイラストも描いた『ワンダー』の絵本。ファンタジックな絵が魅力的でオギーの心の動きも絵からよく伝わる。ラストページのオギーの瞳が印象深い。「人は見かたを変えることができる。」小説はまだ読んでないので読んでみたい。2018/06/17
ゆのん
44
【絵本】児童書の『ワンダー』で書かれている主題を短く分かりやすく絵本にまとめたもの。皆んな誰かのワンダー。2772019/09/14