内容説明
葛城は古代史に満ちている。最高格式の名神大社が7社もある。考古学の遺跡に満ちている。謎に満ちている。
目次
鴨都波
鴨の神々
高天
〓(ほほ)間丘(本馬丘)
秋津洲
葛城氏の始祖を葬る 室大墓
琴弾原
朝津間と四邑
葛城高宮
玉田(玉手)と葦田―葛城の範囲〔ほか〕
著者等紹介
〓井忠義[ツルイタダヨシ]
1949年生まれ。奈良新聞文化記者、取締役編集局長などを経て、青垣出版代表取締役、倭の国書房代表。奈良の古代文化研究会主宰。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shoji
44
奈良県の葛城市から御所市あたりに伝承される神話や歴史を解説した本です。私は楽しく読むことが出来ましたが、当地の郷土史や日本書紀に興味のある方向けかと思います。2019/05/20
レアル
36
葛城(奈良県)と言えば鴨一族と葛城一族が有名だが、神話的には高天原が有名である。私は九州の高天原を信じるが、九州に似たような伝説が葛城にもある。そんな神話と遺跡を中心とした考古学的なお話が書かれている。平易な文章と写真が付いていて読み易いが、内容はなかなかマニアックで奈良大好きな私は読んでいて楽しい。2024/01/31