内容説明
ハーブ好きな女子大生の美鈴は、ある日気づけば、緑豊かな森にいた。そこはなんと、魔力と魔物が存在する異世界!早速魔物に襲われそうになった彼女を助けてくれたのは、狩人のアレックスだった。助けてもらったお礼にと、美鈴は、ケガで動かなくなっていた彼の腕の手当てを申し出る。そしてハーブを使って湿布をしたら…その腕が、たちまち動くように!?実は、呪いをかけられていたという彼の腕。誰にも解呪できなかったそれを完璧に治せるのは“女神薬師”以外いないと言われ…女神にもらったハーブの魔法で、人々を癒やします!
著者等紹介
兎希メグ[トキメグ]
「緑の魔法と香りの使い手~女神からハーブ魔法を貰って転生した女子大生は異世界で喫茶店を開きたい」で第10回アルファポリスファンタジー小説大賞特別賞を受賞。同作で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
28
点訳預かり校正完了。このところライトノベルに接する機会が増えてほーこれがと慣れないながらも最後まで読んだ。転生して前世とは違う性格になるわけでもなくそのままの心で生きられるのかとちょっと驚いたり。主人公も大きく取り乱すことなくその状態を受け入れるんだなとまた驚いたり。シルバーウルフのポチが一番気に入った。ハーブ好きの女の子が少しずつ異世界で薬師に成長していく物語ととらえて長い目で読み続けるといいのかもしれないなと思った。2022/04/11
でんか
22
ふつうなかんじ。異世界トリップもの。女子大生がトリップし、ハーブについての知識に加え、女神の力でチートなハーブ遣いになるお話。文章は一人称、読みやすい。異世界ものは、現代日本の知識を丸ごと適応する話が多いが、異世界におんなじ物があるんかーい、といつもツッコんでしまう私。この本はその辺り納得のゆく説明がしてあってうまいなと思った。ヒロインも誠実で好感の持てるキャラ。恋愛成分はまだあまりない。狼のもふもふぶりがとてもいい。一冊だけでも読めるが、お話はまだまだこれからという感じで、続きが出たら読みたいと思う。2018/04/01
葉月たまの
5
爽やかな清涼感のあるお話だった! 読んだ後、しみじみわたしはこういう本が読めて幸せだなあ、と思った! 後見人の件は、シルケさんが少し可哀想だった。あとロヴィーさん、わたし結構好きになったから、今後も出てきて、ベルさんと絡んでくれると嬉しいな♪。ヴィボさんとマスターとおばばさまも好きだった♪。もうのんびり10巻以上のシリーズでまったく話を続けてくれると嬉しいなーヽ(=´▽`=)ノ。2018/04/09
こま
3
そんな祖父母が悔い死にしそうorしなくても家庭内が絶対確実にギスギスするパンチの効いた死に方は要らないんですけど…。つーか死亡年齢からやり直す&死亡時の付属物も全部持ち込みなら転移で良いじゃないですか。異世界転生にする意味が分からない。内容がそんなに悪くないけど、実家のその後をつい考えてしまって入り込めなかった。2018/12/16
ももぞう
2
思ってたのと違いました。 「ハーブ好き女子、異世界で喫茶店をオープン」の帯に惹かれて読んでみましたがハーブは導入くらいであとは普通に異世界微冒険のお話でした。 ハーブ好きはオマケな感じの設定、もっとハーブの魔法の力を活躍させてくれるかと思っていたので帯の文句に踊らされた感があり少しガッカリしました。 お話自体は好みではありませんが読みやすく面白いお話に仕上がっていると思います。2020/12/09