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新説プラトーンのイデア論―『エウテュプローン』篇におけるイデアの語り方を基本に引き据へて

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  • サイズ A5判/ページ数 532p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434240584
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0310

内容説明

西洋の哲学史に伝統ともなったアリストテレースの「イデア論批判」を論駁する。その戦略はエウテュプローン篇で初出する“イデア”という言葉の一義性への徹底だ。

目次

第1部 出発点における考察(『エウテュプローン』篇における“イデア”といふ言葉の初出(一)“テシス”
『エウテュプローン』篇における“イデア”といふ言葉の初出(二)“範型”
「イデア」といふ言葉を語らぬ『ソークラテースの弁明』の構造的な類似)
第2部 「イデア」の思索の右以後の展開を後代の学問の三区分(論理学・倫理学・自然学)で見られるものとそれには余るものとで整理してみての考察(プラトーンの大方の著作を右つの四つの分で先づ整理する。;倫理学的な分野;論理学的な分野;自然学的な分野 ほか)
第3部 考察全体の総括と後書き

著者等紹介

水崎博明[ミズサキヒロアキ]
昭和14年福岡市に生まれる。昭和41年九州大学大学院文学研究科西洋哲学史専攻修了。日本西洋古典学会会員。福岡大学人文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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