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内容説明
もし、あなたの愛する人がいつのまにか認知症になっても。もし、ある日突然あなたが障がいを抱えることになっても―人の幸せを守るため60年間尽力した医師による、悔いのない人生を送るための言葉。
目次
1 認知症と幸せ(あなたの能力を;「認知症は治らない」は嘘。あきらめて放置せず、手遅れにならないうちに手を打つことです。 ほか)
2 愛する幸せ(欠陥がない体に感謝しない心にこそ、欠陥があります。;ありがとう ほか)
3 育む幸せ(障がい児や高齢者とふれ、思いやりを育てることは、学力向上と同じくらい大切です。;子どもの可能性を摘み取るのは親。個性や能力を活かした仕事で食べていけるような子育てを。 ほか)
4 暮らしと幸せ(人の幸せとは、生涯にわたり自立した生活を送ること。そのための訓練が生きる幸せを取り戻します。;人生の90パーセントは自由時間。たった一度の人生を価値あるものにするために、90パーセントの時間の過ごし方を真剣に考えなくてはいけません。 ほか)
5 命ある幸せ(今日を生きる;人間は必ず老いてゆき、老化は孤独感と依存心を強めます。最後まで人間らしく生きられるよう、暖かい愛情で包み込みながら支援してあげてください。 ほか)
著者等紹介
山本孝之[ヤマモトタカユキ]
さわらびグループ理事長。1927年、愛知県豊橋市生まれ。名古屋大学医学専門部卒業。1962年、豊橋市東雲町に福祉村病院の前身となる山本病院を開院。1960年代後半より、全国に先駆けて認知症患者に対するリハビリと治療を開始。1976年、特別養護老人ホーム設立を目指した社会福祉法人認可。1978年、豊橋市野依町に福祉村を建設する構想を発表し許可を得る。1982年、福祉村病院開院。現在は2法人合わせて全20の医療機関・福祉施設を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。