内容説明
「熱砂の凶王」と呼ばれる若き王の後宮に入れられた、気弱な王女ナリーファ。彼女には眠る際にとんでもない悪癖があった。これが知られたら殺されてしまうかも…!と怯える彼女は王を寝物語で寝かしつけ、どうにか初めての夜を乗り切る。ところがそれをきっかけに、王は毎晩ナリーファを訪れるようになって―!?
著者等紹介
小桜けい[コザクラケイ]
2014年連載開始した「鋼将軍の銀色花嫁」で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐっち
20
寝相が悪すぎて、襲ってきた人を眠ったまま退治してしまうヒロイン。千夜一夜の設定が好きで読み始めたのですが、物語中盤で千夜一夜が来てしまい、もうちょっと物語終盤までお預けでもよかったかな…。ほほえましい2人でした。2020/07/18
陸抗
12
寝相が悪く、寝てる間に暴漢を撃退してしまう王女ナリーファ。熱砂の凶王と噂されるシャラフの元に、王妃に厄介払いされてしまう。互いに相手を大切にしている姿は微笑ましいし、ナリーファの寝相の悪さが実は…という種明かしも面白かった。ナリーファの実母が生きてる時の親子の話がもっとあれば良かったかな。2018/07/20
でんか
8
だいぶん駆け足仕様の本、ヒロインのお母さんの設定とか、ヒロインが超寝相が悪い話とかたぶんもっといろいろあったんですよね?あと、しょーもないことなんですが、表紙のヒーロー、えらくお肌が白くて違和感。褐色という設定ならもうちょっとそのような感じの塗りのほうが良いのでは。2017/09/21
有子
6
正妃による嫌がらせで凶王の後宮に入ったナリーファは、ものすごい寝相の悪さを露呈させないために寝物語を聞かせたところ寝不足だったシャラフに気に入られて千夜続けることになるお話。他の妃がいなくなったことにかけらも気づかず引きこもってた気弱なナリーファが、戦舞姫として覚醒してからのギャップがたまらないですね。強い。彼女の戦う姿は綺麗なんだろうなぁと見てみたくなりました。シャラフの誠実さと愛情がまた良かった。webで読める募らせた恋心ににやにや。3年近くもよく耐えた。これむしろエロいらないのでは?面白かったです。2019/03/23
れーち
4
★★☆☆☆2021/05/02
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- 和書
- どうぶつぱっかーん!