内容説明
漱石が亡くなってから100年。彼と同じ学舎を卒業した著者が、母校の東京大学を舞台にした小説『三四郎』を解説する。大正13年発行の「漱石全集」から多数引用し、当時の日本の文化や若者たちの心模様を探った。
目次
序論
本論(稲妻のような女の章;廣田先生の章;母からの手紙の章;東京帝国大学の章;野々宮宗八の章;美禰子の章;佐々木與次郎の章;野々宮よし子の章)
後序
著者等紹介
竹本公彦[タケモトキミヒコ]
1939年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。アジア思想専攻。東京大学人文社会科学科修士課程修了。アジア文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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