内容説明
昭和20年8月ソ連の侵攻で樺太は悲惨な戦場と化した!驚くべきことに、樺太の多くの悲劇は8月15日以降に発生したのだ。日本人が知っておくべき樺太の史実が本書にある。
目次
第1章 サハリン紀行(60年ぶりの生まれ故郷;サハリン訪問の足跡)
第2章 自然豊かな楽土、戦前の南樺太(南樺太の位置と大きさ;樺太の地勢 ほか)
第3章 思い出は空の彼方に(樺太を語る;樺太談義(愉快な対話集) ほか)
第4章 戦時の南樺太(米軍の北方進出;運命の昭和20年 ほか)
第5章 戦後の南樺太(占領下の状況;ロシア人との共存 ほか)
著者等紹介
工藤敏行[クドウトシユキ]
昭和14年(1939)旧樺太・敷香町(現ポロナイスク)に生まれる。昭和20年(1945)敷香第一小学校入学(公式には最後の国民学校)。昭和22年(1947)5月、函館に引き揚げ。昭和30年(1955)大湊中学校卒業。昭和33年(1958)青森県立弘前高校卒業。昭和38年(1963)茨城大学工学部卒業。三洋電機(株)に入社。中央研究所、事業部にて研究開発・設計業務に従事。平成8年(1996)スミダ・コーポレーション(株)“東京”に入社。平成14年(2002)台湾アリマ・デバイス株式会社“横浜”技術部門に就任。平成20年(2008)同社を退社。技術コンサルタント、似顔画家(筆名・茶蘭歩乱)、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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