レジーナ文庫 王と月〈１〉

夏目 みや【著】

アルファポリス（2017/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 365p／高さ 15cm
• 商品コード 9784434231209
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

星を見に行く途中、突然異世界トリップしてしまった真理。気が付くと、なんと美貌の王の胸の中にいた！さらに、気丈に振る舞う真理の態度を面白がった王に、後宮へ入れられてしまう。今は他に手段がないため、真理は後宮でひっそりと生活することを決意。だが、王に事あるごとに構われて落ち着けない。しかも、それが原因で後宮の女性達にも睨まれてしまう。息苦しさを感じた真理は、少しでも自由を得るため、王に『働きたい』と直談判するが―？文庫だけの書き下ろし番外編も収録！

著者等紹介

夏目みや［ナツメミヤ］
２０１２年に「トマトリップ」にて出版デビューに至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さや]

★★★★☆シリーズ第１巻。異世界トリップした真理は、王の後宮に入れられることになりー…。突然異世界に来たのに帰る方法を探さないヒロインに少々違和感。言葉や文字を理解出来るのもほぼスルーなのも気になる。媚びないヒロインに王であるヒーローが興味を持って好意を持つようになったり、ヒロインが仕事を所望して下働きになったり…と読んだことありそうな話だけど面白い。王の冷たい態度や口調の中に時折見える優しさが堪らない。性描写もあるけれどそこまで生々しくなく、話を邪魔しない程度なのが良いね。

2017/06/29

[マチ]

これも書くの忘れてた。とにかく気になったのが何故言葉が通じるの？何故文字が読めるの？だった。異世界トリップものは多いけど、この部分はだいたい何かしら説明があると思うんだけど。それとも異世界も日本語だったのかしら？

2018/06/02

[るき]

当時Webサイトで読んでたお話。久しぶりに見たくて、Web版は取り下げられてて、さらに電子書籍化もしてないからわざわざ取り寄せました。ところどころやっぱり覚えてましたね！そしてああやっぱり好きだってなりました。マリがかなり気が強いけど、そりゃ一人で異世界行ったら警戒心バリバリなるよなぁ。気遣ってくれるまわりいないし…。素直になれないカップルでもどかしいけどそこにキュンとする。2と3も手に入れ済みだから、続けて読みます。

2020/10/29

[べいくどち～ず]

2巻まで図書館で読みました。「後宮」を取り扱ってるだけあってか性描写が普通に入ってきます。 異世界人設定は果たして必要であったか？と疑問に思いました。主人公もお相手もひたすら頑固で口下手であまり賢くないので、その点イライラする読者がいらっしゃるかもしれない。 後どうしても気になったのは「季節はありますか？」って質問に対して、北は寒くて南は暑いよ(要約)って答えてたけど、答えになってないなぁとどうしても気になってしまった。気候やんけ。 恋のお話という1点なら良かったです。

2019/09/24

[ユリア]

面白い‼この作者さんの他の作品も買ってみようと思います。

2017/04/26