内容説明
2045年、ロボットと人工知能の進化は人類の能力と同等に達し、やがてすぐにそれを超えると予想されている。この日を境に、これまでの人類の常識はすべてくつがえされる。われわれ人類の仕事の大半がロボットに奪われる日。そのような未来においてわれわれはどのように、これまでのような幸福な社会を継続していけるのだろうか?未来をいち早く予測し、経済学的観点からあるべき新しいルールを提言した意欲作。
目次
序章 シンギュラリティのパラドックス
第1章 パラダイスとしてのシンギュラリティの経済学―人間と同等のロボットの出現で、人類全体はどれだけ幸せになるのか?
第2章 シンギュラリティに向かう過程での人類の失業―誰がいつ、職を失うのか?
第3章 シンギュラリティ経済下での富の分配―誰が富み、誰が苦しむのか?
第4章 1%の富裕層の制約―未来のパラダイスを妨げる要因は何か?
第5章 政治はシンギュラリティに反対するべきか―良い未来のためにロボットは規制できるのか?
第6章 解決策―「人働説」から「機働説」へのパラダイム転換
終章 残された15の課題
第二版のための追補
著者等紹介
鈴木貴博[スズキタカヒロ]
経営戦略コンサルタント。百年コンサルティング株式会社代表取締役。東京大学工学部卒。ボストンコンサルティンググループ、ネットイヤーグループを経て2003年に独立。ビジネス作家。マスコミ関係者のクイズサークル「夜会」に所属し、株式会社オスカープロモーション所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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