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内容説明
人には絶対譲れないものがある。担任教師の差別発言糾弾と授業ボイコット、「日の丸・君が代」拒否など、小学校全体を揺るがす闘いに立ち上がる少女。次々に繰り広げられる驚きと感動の事件、エピソードの数々。そして今、国会前行動と街宣の最前線に凛として立つ若きその勇姿。市民運動の新たな地平を拓き、民主主義を市民の手に取り戻すために送る渾身のエール。
目次
第1章 私を育んだ町と家族と仲間たち
第2章 嵐を呼ぶ少女
第3章 社会への目覚めと飛躍の時代
第4章 自分を見つめ、足場を踏み固める
第5章 再び市民運動の大きな輪のなかへ
第6章 創意あふれる運動スタイルと街宣活動
第7章 市民と野党の歴史的共同―二〇一五年九月の闘い
第8章 生活の現場に深く根を張る
第9章 生きかたとしての市民運動
著者等紹介
菱山南帆子[ヒシヤマナホコ]
1989年、東京都八王子市に生まれる。小学5年の時、担任教師の差別発言に抗議して闘い、卒業式には「日の丸・君が代」拒否を貫く。中学1年の時から、イラク戦争反対などの市民運動を開始。現在、福祉施設職員として働きながら、「許すな!憲法改悪市民連絡会」「戦争させない・9条こわすな!総がかり行動実行委員会」のメンバーとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッカ飴
4
ずっと運動を続けている私を励ましてくれるような本でした。風土と格闘するというくだりはなるほどと思いました。行動を、活動を続けよう改めて思いました。2017/03/23
ca.hoshino
1
おおいに共鳴 自分にしか、自分の人生は無いのだから自分の心と身体を自由に生活したい。2017/06/19
あきこま
0
私とは全然密度の違う人生を過ごしておられてすごいなと思った。私は、今の社会には市民運動の復権が必要なのではないか?とか思うようになったのが40歳を超えてからくらいだったな…。それで総がかり運動が企画するデモとか行くようになって、著者の人をTwitterでフォローしたりして発信を見てた。社会運動を諦めずにずっとやってた人がいたから、気がついた時に入れる環境があったんだね。7年くらい前の本だけど、庶民が戦争反対の意志を示す必要は増すばかりなので、今からでも読んでそれぞれで立ち上がっていきたいね。2024/06/23