内容説明
著者は団塊世代に生まれ、モーレツ社員と言われたほどに粉骨砕身、日本の高度成長期を支えた企業戦士の一人であった。ところが働き盛りの50歳でパーキンソン病を発症し、59歳で「脳深部刺激(DBS)手術」を受ける。その結果病状は改善し、70歳の現在、健常者と同様の自立した毎日を過ごしている。本書はその闘病体験を克明に描いたノンフィクションであり、パーキンソン病患者やそのご家族に刺激と希望を与えることであろう。
目次
第1章 団塊オヤジのパーキンソン病
第2章 団塊オヤジの生い立ちと歩み
第3章 ヤマハへ入社して
第4章 M社へ転職、パーキンソン病の発症
第5章 脳深部刺激(DBS)療法とは
第6章 これからどうする団塊オヤジ
著者等紹介
外山貞文[トヤマサダユキ]
1947年静岡県に生まれる。1965年ヤマハ(株)入社。1968年静岡工業短期大学部機械科卒業。1996年6月ヤマハ(株)を退社、同年6月に大手電気機器メーカー入社、2000年7月に大手電気機器メーカー退社。1997年(五〇歳)パーキンソン病を発病。元中小企業診断士、元社会保険労務士、現在「静岡パーキンソン友の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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