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内容説明
左遷先の田舎で暮らす軍人ウリセスとその妻レーア、そしてウリセスの妹ジャンナ。ある日、彼らはウリセスの補佐官エルメーテと出会う。すると彼に恋心を懐いたジャンナが大暴走を開始。ウリセスはエルメーテに相談を持ちかけるが、彼の腹黒な作戦により、事態は更に複雑になっていく―。ネットで大人気!寡黙な鬼軍人&不器用新妻の癒し系日常ファンタジー、文庫化第2弾!
著者等紹介
霧島まるは[キリシママルハ]
2008年頃からWeb上で小説を公開し始める。2013年に「左遷も悪くない」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H29リオのカーニバル
37
堅物軍人と嫁いだ妻の夫婦日記。と思いきや夫ウリセスの妹ジャンヌの恋模様や町に潜入した敵国将軍の取り物と話が周辺への広がりを見せます。個人的には1巻に比べ一遍のエピソードごとの切りが甘いって感じました。その辺の挽回を期待しつつ次巻もこの夫婦のストーリーを手に取ると思います。2016/11/13
ホシナーたかはし
12
新婚夫婦のイチャラブになるかと思いきや、腹グロ補佐官と強気妹の話に。エルメーテがジャンヌを調教しているようにも見える・・・良いじゃないかwそして左遷の理由が明らかに。このシリーズは、ウリセスとレーアが、ちゃんと夫婦しているのか出来るのか「心配」になるから、続きが読みたくなるのです。2016/10/12
右脳neo
8
家を早くに出たために関係の浅かった妹ジャンナを交えた三人の生活の中で、今までの蟠りが次第に解消されていく。そしてエルメーテ、ちゃっかり嫁候補を得る。要領がいい男だ…恐ろしい子っ!トビア兄さんの嫁さんが生まれつき喋れないらしいが、夫婦で出てきてくれたりするのだろうか…。そしてエルメーテに「子供か」と言われてしまった敵国将軍四十路クヌート君。ちょいとクレイジーなカップルと逃避行と聞くとボニーとクライドを思い出してしまう。旧友ガストーネくんから明かされた左遷の詳細に、ウリセスが未だ面倒な立場にあるとわかる。2018/09/12
tochi
5
★★★★★ジャンナそこにいっちゃうのね…私はあのやり方されたら心折れます(笑)問題は起こりつつも2人の絆が深まってきて、いい感じ。次巻も問題が起こる予感しかしないけど楽しみだ!2016/12/07
サクぽん
4
単行本でも読んでいて内容も覚えてるけど、文庫版でも! 登場人物がそれぞれ個性的で、大好きな作品です。日常のささやかな『しあわせ』が読むウチに積み重なってくのにほっこりさせらます(^w^)2017/01/28