内容説明
最弱ゴブリンとして異世界に転生し、喰えば喰うほど強くなる“吸喰能力”で、ついに最終形態となる金剛夜叉鬼神・現神種にまで進化した俺ことオバ朗。進化と同時に得た“世界の宿敵”という厄介な立場も、今の実力なら問題なし。殺られる前に戦ってやれ、と開き直って、来る“聖戦”を迎える準備を着々と進めていく。そしていよいよ開戦間近となった頃、仕上げとばかりに、我が傭兵団“戦に備えよ”を挙げての前夜祭を開催する。俺自ら趣向を凝らした試練が続くこの祭り―地獄週間とも言う―を生き抜いた団員なら、本番でもガンガン活躍できる事請け合いだ。人間獣人魔族魔物、何であろうが立ちはだかる奴は一切合切呑み込んで、どこまでも成り上がってやる！
著者等紹介
金斬児狐［カネキルコギツネ］
２００９年の終わりにＷｅｂ上で小説の連載を開始し、瞬く間に人気を得る。「Ｒｅ：Ｍｏｎｓｔｅｒ」で出版デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
6
なんとなく再読してたが、ここから初読。しかしまたラストの聖戦に向けての準備。ほとんど背景扱いしかしていない、思い入れも関心も持てないキャラたちの特訓とか正直どうでもいい感じ。ほぼ流し読み。2023/10/07
にゃんころ
6
聖戦準備編で、各地のダンジョン攻略や、傭兵団の強化等々。祭と称した特訓がメインで、あまり盛り上がりも無く淡々と。この作品、文体が淡白すぎて読み手としては今ひとつのめり込めない印象。序盤の成長期はスピード感があって面白かったんですが、ある程度強くなってしまうと淡白さが仇になって飽きてくるというか。とりあえず、次巻は一応の最終巻なので期待したいところ。2019/06/21
おやぶん
3
物を食べる事で自身を強化する主人公はついて人類の敵として認識されて世界と戦う事になる。 今回はその準備として１巻丸々描かれています。 もう強さのインフレが進み過ぎて凄さがよくわからないようになってきますな。 次回でついに火ぶたが切って落とされることになるけど 誰が生き残こるのか気になるところ。 時間が立つと記憶が薄れてしまうので はやいこと発売されて欲しいな。2017/01/14
fap
1
戦闘システムに特化した世界転生もの。 今回もたくさんのスキルとアイテムを考えたからみんな読んでね 的な作者のメッセージを深読みする。 勝った負けた強いすごいウマイの繰り返しで、ストーリーはこれ以上広がらないなと確信する。2016/09/28
こま
0
傭兵団で闘い祭りがあるよって話。表紙で角付き合せてる御仁とは実際には通りすがりに目が合っただけと言う…。まあそのうち、実際に戦うんだろうけどね。レアアイテムをボリボリ食べまくりだから、ゲームで消費系レアアイテムを使えない性分としては「勿体ない!」と叫びたくなる。巻末にスキル一覧あるけど、真面目に目を通してる人がいるのかってぐらい超長い。2016/11/09
