内容説明
没落した侯爵家の令嬢フィリーネのもとに、なんと王太子ジェスライールとの縁談が舞い込んだ!本来、竜の血を引く王族には「運命のつがい」がいるものの、彼は魔女の呪いにかかり、つがいを見つけられないらしい。その事実を敵国に知られてはマズイため仮の妃が必要だと聞き、フィリーネはしぶしぶ承諾する。そして対面した王太子は噂通りの美丈夫で、しかも人格者のようだった。ひと安心したフィリーネだけれど、結婚式の夜、豹変した彼から情熱的に迫られてしまい―?
著者等紹介
富樫聖夜[トガシセイヤ]
ファンタジー小説や恋愛小説をwebにて発表。2011年、「勇者様にいきなり求婚されたのですが」にて「アルファポリス第4回ファンタジー小説大賞」特別賞受賞。2012年に同作品で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
7
予想を裏切らない展開。想定どおりに話が進んでいくので、少し物足りない。まぁ糖分補給にはいいかなぁ。2017/06/24
サキイカスルメ
6
表紙のイメージより、シリアスでしたかね。宰相から懇願され、実家にお金をもらうかわりに王子の花嫁になることになるフィリーネのお話。主人公達は幸せになるからいいとして、魔女サイドが切なくて。悪者が可哀想でした。狂気に近い愛というのは好きなので、ジェスライールの苦悩から吹っ切れた溺愛っぷりが面白かったです(笑)帯の言葉も正解ではあるんですが、そんなにポップな雰囲気ではないので、ちょっと内容とのギャップがあるかもです。2016/06/24
加那
4
思った程、抵抗なく読めて、良かったです。王子が最初白い結婚を貫く予定だったと言うだけですけど☆「甘い」の段階で、一目で分からずとも、一舐め、触れて感じ取ってますわね。野生の勘?最後、給餌だし(笑)ただ、番のシステムのせいでの悲劇は切ないですねぇ。2016/10/09
マチ
3
番だろうことは予想出来たけど、まさか魔女とはね。2017/03/12
ハルセ
2
設定に惹かれて購入。 想像通りの展開でしたが、ちょっと設定盛りすぎな気もしました。巫女が気の毒過ぎて泣ける。この場合落ち込むべきなのは王子じゃないかなぁ。 でも竜の番システムを疑問に思う展開は目新しかったので楽しかったです。2017/10/02
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