内容説明
これだけ生活を破壊されているのに、なぜあなたは怒らない。これだけ騙されているのに、なぜあなたはわからない。経済再生のラストチャンスであるアベノミクスを破壊する消費増税。長きにわたる厳しい暮らしや、劣悪な条件で働くことに我慢し、なぜ貴方は消費増税に賛成するのか。ＴＰＰにより日本はどうなるのか。今こそ目を覚ます時だ！
目次
日本のこれからの運命（日本の消滅）
でたらめでも、嘘でも平気で通用する世界
振込め詐欺のように、何も疑わず、騙されている日本人
ＧＤＰ（国内総生産）とは
経済を破壊し続ける財務省―国賊官僚の騙し
日銀による官製バブル発生とバブルつぶし―魔物官僚の陰謀
日銀に本当に魔物が住んでいるのか？
日本はどこまで破壊されたか
破壊され続ける日本の雇用
アベノミクスによる日銀の政策転換
日本社会破壊の最終段階としてのＴＰＰ（環太平洋パートナーシップ協定）
中国経済は驚異的成長を続けるか
経済成長なくして、安全保障なし
経済成長、景気回復の簡単な方法）
これから早急にやるべきこと
正しい経済学を学ぶ人のために
経済政策にかかわる公務員へのアドバイス
迫りくる決断の時
国民が自分の運命を選択できる時
著者等紹介
西野雅徳［ニシノマサノリ］
１９３８年生まれ。著述家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mazda
76
財務省自身が、自国通貨建て国債によるデフォルトはないと認めているのですが、国民に対しては、借金が増えて財政破綻が…、と脅しをかけます。理由は、増税したいからにほかなりません。消費税は逆進性が強く、消費税増税とともに法人税が下がっているので、消費税は法人税の穴埋めに使われています。さらに、輸出戻し税として、輸出企業に多額の還付が行われています。対策の1つとして、大学の経済学部の廃止を進言していますが、日本経済について書いた本の97%はでたらめとし、それを教えている教授陣も有害であるということです。2024/06/01
ｙｏ-ｓｕ-
1
これだけハッキリとした熱量で間違っていることを指摘している増税反対の本を初めて読んだ。そしてこの本を書いたのが一般庶民であることにも驚いた。分かりやすい上に開いた口が塞がらないようなことばかり指摘されていて、愕然としている。ここまで腐敗しているとどこから手をつけていいのか分からないほどだが、賢い国民からしか賢い政治家は生まれないわけで、我々国民にも責任があるのだと思う。後半にあった、間違ったことを書いてある本や正しいことを書いてある本を一部紹介してくださっていたので是非参考にしたい。2025/03/22
ラムダ
1
これは読んでタメになりました。野球に例えた話しが面白い。大谷選手クラスを揃えたチームがゼロ勝全敗がいまの日本という国らしい。2020/02/01
