内容説明
病気の女王陛下の影武者を務めている、女優の卵リシェル。その演技もずいぶん板についてきたこの頃、彼女が気になっているのは、護衛騎士アレクシオンの存在…けれど彼は女王に想いを寄せているようだし、そもそも伯爵の彼と下町育ちの平民リシェルとでは身分も違う。そんな恋心を持てあましていたある日、リシェルは影武者として最後の任務につくことに!情勢の不安定な国境の街を訪問した彼女だが、そこで命を狙われる大ピンチに陥ってしまい―!?仕事も恋も大熱演!新米女優の王宮奮闘記、ドキドキの最終幕!
著者等紹介
文野さと[フミノサト]
2004年ごろから、“ぷんにゃご”のペンネームでHP上に細々と作品を発表。2014年、アルファポリス第七回恋愛小説大賞で「灰色のマリエ」が読者賞を受賞。出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
34
全三巻。王家の血を引いている駆け出しの女優リシェルが女王の影武者に。庶民育ちだけどさすが女優の卵、上手く女王になっていく。護衛騎士のアレクがリシェルを気に掛ける余り、いい年して小学生か!と思うのが残念というか、可愛らしいというか…侍女や側近がため息を零すのも仕方ない。最後のアレクの決断にはびっくりした。そっちで生活するんだー、この二人にはそれが合ってるんだろうけど、意外だった。2019/09/04
陸抗
17
最終巻。身代わり女王の期限が決まり、リシェルの恋心を封じ込めようとすると事件が。見た目は大人、中身は小学生なアレクシオンが今回はかなり頑張ったけど、別な方向にも頑張ってて、リシェルは本当に彼でいいの?と尋ねたくなった。アレクシオンの決断は流石だけど。他にもいい男はいるよ?アディーリアの方も恋愛話が持ち上がり、大団円じゃないかな。何だかんだで楽しかった。2019/09/04
葉月たまの
10
ついに完結! もう、一気に読んだ><。普段は小説は読むのに数日かけるのに、この本は読み終わるまで耐えきれず、一気に読んじゃった><。一度、ウェブで読んだ話だったけど、面白かったー♪。ウェブ版から好きだったけど、こうして書籍になったのが読めて、2度幸せだった♪。結婚、おめでとう、お幸せに! オーガスタさんも幸せになって欲しいな、外伝出ないかなあ~♪。2016/05/27
アキナ
6
完結巻。ケガをしてしまったリシェルと、リシェルを守って重傷を負ったアレックス。二人を心配して女王アディーリアが帰ってきたため、リシェルは眠ったままのアレックスに何も告げずに身を引きます。その後、目を覚ましたアレックスの怒濤の追撃が凄い!瞬く間に両思い、ハッピーエンド。両思い後はささっと終わってしまったのでちょっと物足りなく、ハッピーエンド後もアディの番外編じゃなくて、二人のお話が読みたかったです。2016/07/16
pu-yann
2
★★★★☆ 最終巻。思ったよりあっさりと終わってしまった。その後の話が長めに書かれてたのはすごく良かった! アレックスとリシェルのラブラブがちゃんと書かれててしあわせでした!2019/10/05
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