内容説明
色気ゼロで女とは思えない―そんな一言でトラウマを植え付けた初恋相手となんの因果か十年ぶりに再会した志穂。これは昔と違う自分を見せつけ、脱トラウマのチャンス!そう思ったものの、必死に磨いた女子力を彼に全否定されてしまい…!?「この人を誘惑して、私のことを好きにさせる!」リベンジに燃える意地っ張り女子とドSなイケメンのズルくて甘いすれ違いロマンス!
著者等紹介
沢上澪羽[サワカミレイハ]
2007年よりWebにて小説を執筆。自サイトにて、恋愛小説やホラー小説などを公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陸抗
17
高校生時代に色気ゼロで女とは思えないと、好きな男性に言われたトラウマを抱え、自分を変えようと必死に頑張った志穂。十年後にその男性と再会し、同じ言葉で仕返ししてやると息巻くけど、相手の先輩が当時どんなシチュエーションで言ってたかの予想がついたため、安心して読み進めれた。先輩の職場の後輩ちゃんは、流石に怖かったけれど。2020/10/13
チェス
5
なかなか面白かったです。ブックオフ2019/08/12
つっきー
5
★★★★ 好きだった先輩に女として見られてない発言を聞いてしまい、ずっとトラウマになってた志穂。偶然先輩と再会し、報復のため誘惑しようと試みるけど、先輩のが上手で何をやっても負けてる感が否めない。そういうとこも全部ひっくるめて好感が持てた。本音を言えない2人がすれ違う様子に切なくなりながらも、終わり方はすごくすっきり気持ちよく。沢上さんの作品は割と好みなのが多いかも。他のも読みたいな。2018/09/23
かず
4
志穂は高校生の時に2つ年上の凌に恋をしていたが、凌が友達に志穂の事を『色気ゼロでとても女とは思えない』と言っているのを立ち聞きしてしまい、そのあと凌を避ける。志穂は必死に女子力を磨いて完璧な見た目になり美容師として働いていた。ある日偶然凌と再会した志穂は凌に『つまらい奴になった』と言われ腹が立ち、凌に好きになられ凌を『男としてみられない』と同じ言葉でふり報復すると決める。結構面白かった。留奈が志穂に嘘を吹き込む所は志穂とアリサがランチをしている時に付けてきていたんだと思った。そっちの方が怖くなったかな?と2018/11/11
あんにょん
2
10年前のトラウマを払拭できて良かった。 先輩の職場の後輩怖。 待ち合わせ場所に何故いたんだろう?2016/08/25