内容説明
魔術が発達した地球世界において、いわれなき不名誉を負わされ没落した魔術師一族の少年・楠恭弥。魔術師を養成する最上級名門学校に通いつつも不当な扱いに甘んじる日々を過ごしていた彼は、ある日、ふとしたことから不思議な扉を発見する。それを潜り抜けた先に待ち構えていたのは、凶悪な魔物と異質の魔力が蔓延る地球よりも遙かに野蛮な異世界であった。たった一人の家族となった妹を不条理な運命から守れるだけの力を欲する恭弥は、この未知の世界で武者修行の旅に出ることを決意。地球と異世界の文化的・物質的ギャップと、相手の特殊能力をコピーし進化させる謎の力“創造魔術”を駆使し、不退転の覚悟を以て修羅の道を歩んでいく―可能性、無限大!虚弱から最強へ至るアンリミテッド廻天ファンタジー、堂々開幕!第8回アルファポリスファンタジー小説大賞読者賞受賞作!
著者等紹介
関力水[セキリキスイ]
「虚弱高校生が世界最強となるまでの異世界武者修行日誌」が好評を博し、第八回アルファポリスファンタジー小説大賞「読者賞」を受賞。同作で出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こま
4
タイトルが粗筋な本。開始早々の主人公への理不尽な仕打ちが半端ないので、そこで挫折しそうになった。中盤は面白かったんだけど、巻数付けてないのに、伏線どころか章のど真ん中でぶっちぎりエンドなのはどうかと思う。2016/11/23
じゅんぽろ
3
魔術師が力を持つ世界で、適性のなさから魔術の修行をしてこなかった恭弥は失踪した天才魔術師の兄との約束通り妹を守るため魔術師の学校で虐めに耐えていたが、元お化け屋敷の自宅で異世界への扉を発見。魔物と冒険者と魔術が存在する定番の異世界で、なぜか得ていた創造魔術を使っての武者修行を開始。元々の世界でも魔術が普通に存在し扉を使って異世界との行き来自由、という点以外は転移や転生物のラノベとほぼ変わらないチート展開。最初から虚弱というほど弱くもなかったし。2020/01/18
志月
1
俺Tueeeeeeの異世界転移(でも帰れる)成り上がりもの。強さがインフレ。作者さんが豆腐どころかシャボン玉(一気に膨らみパチンと弾ける)メンタルなので優しくしてあげてください。読者賞を貰って書籍化されましたが......二巻で打ち切りって本当ですか?
やちぼうず
1
前半の展開がキツく読むのがちょっと辛いが、そこを乗り越えると面白くなる 夏休み中の事とはいえ主人公は元の世界ですでに結構強くなってるんでは2017/02/23