内容説明
人間には「働く」ことが義務づけられている。そしてそこには、多くの喜びや悲しみが内包されている。そんな中に仏教の教えを取り入れてみることでそれまでモヤモヤと霧に包まれていた世界が心の持ち方しだいで開けることがある―本書は仏教を押し付けるものではない。むしろブッダの教えを、仕事と生活に役立ててもらう手助けをするための、いわば「幸福の指南書」である。
目次
第1章 調子が“悪い”と感じるとき―人生を楽にする、知っておきたい仏教用語とその解釈1(正念「自分のペースで仕事ができず、あらゆることが前に進まない」;一期一会「気分が乗らず、仕事が頑張れないと思ってしまう」;和顔愛語「人と上手にコミュニケーションがとれない」;自業自得「仕事上の人間関係に馴染めないと感じてしまう」;自由「仕事なのに必要以上の人間関係が苦しい」 ほか)
第2章 調子が“いい”と感じるとき―人生を楽にする、知っておきたい仏教用語とその解釈2(忘己利他「今日は仕事をやるぞ!とやる気に満ち溢れたとき」;縁起「自分は他人よりも仕事ができると思ってしまう」;中道「自分の仕事上の成功を他人に自慢したい」;盛者必衰「最近いろいろなことが順調にいっていると思う」;身心一如「出世することだけを目標に頑張り続けている」 ほか)
第3章 巻末企画(覚えておきたい「仏教用語」厳選30)
著者等紹介
大來尚順[オオギショウジュン]
浄土真宗本願寺派大見山超勝寺僧侶。寺子屋ブッダ講師。1982年、山口県生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶でありながら、通訳や仏教関係の書物の翻訳なども手掛け、活動の場を幅広く持つ新世代の僧侶。龍谷大学卒業後に渡米。米カリフォルニア州バークレーのGraduate Theological Union/Institute of Buddhist Studies(米国仏教大学院)に進学し修士課程を修了。その後、同国ハーバード大学神学部研究員を経て帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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