殺人鬼(サイコパス)狩り

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434217180
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京から千キロ離れた羊頭島にある刑務所から、五人の囚人が脱獄した。彼らはいずれも大量殺人を犯したサイコパスで、放っておけば島の人間が全滅する恐れさえある。事件解決のために集められたのは、隣島の警察官三人。さらに猟奇犯罪対策部の部長の命により、一人の少女が同行することになった。その少女―園田ユカこそ、警察が用意した最強の切り札。彼女もまた、大量殺人者であり、サイコパスだった―

著者等紹介

二宮敦人[ニノミヤアツト]
1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とろこ

50
グロ・エグ・エロの繰り返しなので、苦手な方は要注意。羊頭島という孤島。そこには、5人のサイコパスが収監されている刑務所があった。その島にある刑務所や診療所などと、しばらく連絡が取れない。何かあったのでは?と懸念した姉小路は、警察官2名とボディーガード2名、そして、警察に協力するサイコパスの少女を島に送り込む。一体、島では何が起きているのか?そして、多くの人間を屠ってきた5人のサイコパスと上陸組。果たして、どちらが勝つのか?!サイコパスを一括りにせず、個性や生い立ちも描いた点は悪くなかった。2020/07/10

47
四段式狂気が思いの外良かったのでこちらも読んでみました。脱獄したサイコパスを追うのもまたサイコパスという惹句に惹かれてしまいました。目には目を歯には歯をといったところでしょうか?脱獄したサイコパス達にはそれぞれどうしてサイコパスになったのかのエピソードがあり、それが興味深かったです。またそのサイコパスを追うこととなった「園田ユカ」のサイコパスとなってしまった所以が悲しかった。2023/10/16

W-G

39
面白そうだったので購入。読みやすいのであっという間に読了しましたが、その読みやすさゆえに描写がスカスカでサイコパスたちにゾクっとなることはなかった。作中で語られるサイコパス論もテンプレで浅いかな。というのが率直な意見。でもこういうデスゲーム的な話しは好きなので今後もこういうの書いていって欲しいです。他の作品も見つけたら読んでみよう。危険な囚人5名が脱走という物語の設定が、某有名格闘漫画と似通っていると感じたのは気のせいか。2016/05/22

MINA

23
作者の独特な作風はわりかし好きで、表紙が可愛らしい女の子だったので読破。脱獄したサイコパス五人を、同じくサイコパスな少女が人間側に立ち警察を率いて片付けていくお話。まぁ無論ただの警察はほぼ全滅する訳だけれど。五人の異常な殺害方法に多少はゾクリとしたものの、理由が不思議と真っ当だから怖くはなかった。サイコパスになるだけの理由があった。朔也は別として、まるで私たちは今まで蹂躙されてきのだから仕方ないでしょう?と言わんばかり。どうして人間を殺しちゃいけないの?シンプルだけど唯一無二の解は無い永遠の命題。2016/03/11

ミーナ

18
小さな島の刑務所から脱獄した5人のサイコパス。彼らを倒すため警察が差し向けたのは十三人もの殺害経験のあるサイコパスだった- 設定は悪くないのにオチがだいたいイマイチで微妙に感じる二宮さん。サイコパスの紹介の物語と考えれば、今まで読んだなかで一番安定感している気がする。読みやすかったけれど、何かをものすごく消費した。2016/07/15

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