内容説明
聖女として生まれ、小さな村の教会で祖母とひっそり暮らしているセレナ。彼女はある日、森で怪我をして動けずにいるところを、美青年レオンスに助けられた。たちまち恋に落ちた二人だけれど、なんとレオンスは、吸血鬼の子孫だった!?彼の牙には催淫効果があるらしく、噛み付かれたセレナの身体は超敏感に!めくるめく快感に戸惑いつつも、セレナは彼と愛を育んでいこうと決意する。ただ、聖女には「恋愛も結婚も禁止」という掟があり―?
著者等紹介
深森ゆうか[フカモリユウカ]
2008年頃からWEB上に小説を公開し始める。2016年、『聖女の結婚』でTL小説デビュー。別名義でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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でんか
22
けっこうすき、のほう。文章は読みやすいです。聖女ヒロインと足首フェチのヴァンパイアの末裔ヒーローのお話。出会ってすぐに運命的に恋に落ちるのでその辺の過程が読みたい向きには物足りないかも。何故足首フェチなのかというと、そこに聖女の印があるから…という。なので表紙をみて変態さんだと思ったアナタ、それは彼の定められた運命のせいなのですよ…とりあえず、ヒーローは普通にイケメンさん。ヒロインもかわいい感じ、特にこれだ!というインパクトはないかもですが、予定調和的大団円でめでたしめでたしで終わるお話です。なので好き。2017/09/28