内容説明
世界を変えるビジネスはこうつくる!ジョブズに引き抜かれ、そして、ジョブズを追いやった男、ジョン・スカリーが解き明かす、10億ドル規模のビジネスの立ち上げ方と戦略。
目次
1 ムーンショット!(ムーンショット!;なぜ「高い志」が必要なのか ほか)
2 ミドルクラスの変容(アメリカでは何が起きているのか;新興市場で急増するミドルクラス)
3 いかに10億ドル規模のビジネスのコンセプトをつくるのか(10億ドル規模のビジネスへのイントロダクション;10億ドル規模の問題を解決する ほか)
4 成功を導く強力なツールとは?(一流の準備をする;正しい質問をする ほか)
5 ムーンショット(適応型イノベーターの時代;適応型イノベーターが知っておきたい6項目 ほか)
著者等紹介
スカリー,ジョン[スカリー,ジョン] [Sculley,John]
1939年生まれ。アメリカ合衆国の実業家。ペプシコーラ、アップルなどのCEOを歴任。1983年、アップルの社長に就任。1995年、弟らとともに投資コンサルタントのスカリー・ブラザーズを興し、現在も起業家、メンターとして精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
35
ペプシコーラCEOからスティーブ・ジョブズに誘われてアップルの社長を務めたジョン・スカリー著。ムーンショットとは、シリコンバレーの用語で、「それまでのすべてをリセットしてしまう、ごく少数の大きなイノベーション」のことで、マイクロプロセッサーの発明、パソコンのアップルII、DTPのMac、インターネット等々。これらのムーンショットを間近で見、イノベーションを起こした人々と直接時間を過ごしたスカリー氏が、その意味を大きく変わる世界という文脈のなかで語っている。大きく変わるテクノロジーが世界をどう変えたのか、2016/06/13
koji
11
新入職員の採用面接でイノベーションとは何かと問いかけても、(当然かもしれませんが)大学生からまともな回答は返ってきません。今なら、そういう学生に本書を確り読むように薦めます。本書の主題は、革新的ビジネスを起こす適応型イノベーターを顧客価値を提供できる企業と定義したうえで、その成功ツールを提示することです。著者の言葉はどれも胸に響きます。最後に僭越ですが、未来の日本を担う若者がビジネスに成功するために残したい言葉を本書から拾うと、何より「好奇心」を持ち、「準備」を怠らず、生き残るために「適応」することです。2016/06/13
ショウヤ
5
面白かった。ズーミングの考え方を取り入れたい。[メモ]技術進化に伴って、ビジネスにムーンショットと呼ばれる大きな変化が起きている。新しいビジネスは、適用型イノベーターと呼ばれる起業家が、顧客の経験価値に重点を置き、従来の10倍良いものを提供しようとしている。2016/11/28
yyhhyy
3
自己啓発的な本。10倍良い方法を探せ とか 今より絶対良い方法があると考えよ など 一流のひとはベースの精神が強靭である2016/04/05
k_jizo
2
★★本著にもあるがアップルを率いてニュートン発売途上で解任されたスカーリーの本。もっと良い方法があるに違いない。あきらめない。というジョブスの言葉が印象的2019/01/31