内容説明
魏志倭人伝は単なる旅行記だ。複雑なはずがない。単純に読めば「邪馬台国」は簡単に見つかる。「邪馬台国」は天皇家のふるさと(日向)だ。
目次
第1部 邪馬台国の位置を二つの異なる方法で見つける(序論・常識的な知識から邪馬台国を見つける―魏志の邪馬台国は「天皇家のふるさと」だ;本論・魏志倭人伝を分析し邪馬台国を見つける(魏志倭人伝の中で、邪馬台国の位置を知る上で参考になる12個の記述の整理摘;魏志倭人伝の中で、邪馬台国の位置を示す12の記述;上の12条件全てに一致する地を捜す。それが邪馬台国だ;倭志以外の諸現象を見ても、重要な点で上記比定地に整合する現象がある;狗奴国、及び邪馬台国の地のその後;邪馬台国は「古日向の国の一部」だ;「まとめ」として、以上から得た結論を箇条書きに整理する)
第2部 邪馬台国論の資料他(倭人伝のある中国正史;弥生末期の船および航海術;古事記にある黥面の話;神武東征遺跡、伝説(部分考)
神武東征の時期は何時か
朝献の記録
試作 日本古代史年表
金印と倭奴国
おわりに(大和国二千年私的総括))
著者等紹介
河野俊章[コウノトシアキ]
1936年岡山県生まれ。長年の間、広島県東部の高校で英語教師として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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