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内容説明
イタリカ政変による『門』再建資材の欠乏を、伊丹の機転を用いて何とか克服した自衛隊と異世界の美少女達。しかし工事を妨害せんとする皇姪レディの策略は、次々とアルヌスに忍び寄っていた。限られた食糧や燃料、人質を取られ動けない工人達、そしてレレイを襲う逆境の数々…刻一刻と悪化する状況の中で、伊丹達は無事日本への道を開くことができるのか!?
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(1)接触編」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
15
おお、これはレレイのターンと言っても差し支えがない内容だった。自分はレレイ派なので下巻は非常に満足のいく内容でした。レディも最後きっちり痛い目を見てくれたので、胸がすかっとしました。短編集の方も楽しみです。2016/04/22
Susumu Miki(Dik-dik)
11
本編は単行本にて既読のため、事実上の再読。外伝1がピニャ、外伝2がロゥリィ、外伝3がテュカときて外伝4はレレイ巻。ゲート再開通と皇位継承を巡る争い、イタリカ領主フォルマル伯爵家の乗っ取り騒動、レレイの生い立ちなど。本編2期ともいえる外伝シリーズも本巻で終了ですね。そして続編があるとしたらアルヌス協同生活組合の今後はどうなるのか。…マスキングやエッチングは、美術・工芸やプリント基板作成をしない一般人でも知っておくべき知識ということでしょうか(笑)?2015/12/28
蕭白
8
一気読みでした。いいシリーズに出会えました。2024/06/30
niz001
8
ずっとレレイのターン。あのシーンにまさかの鳥坂さんの名セリフぶっこんで来るレレイさすが(笑)。ここに来て自衛隊のお家芸が来るか!でもこれで外伝終わり?えらくあっさりしてるな。2015/12/13
nineteen11
7
やはり操り人形だったレディ。気の毒といえば気の毒。これまでコソコソと動いていたメンバーも押さえられたが、大元がまだ諦めていないようで本当の平和はまだ先になりそう。門が開通するまでの経緯も分かり、本編でなかった開通後のエピソードもあり楽しめた。あとがきによるとこれで外伝シリーズは終わりで次は短編とのことだが、ぜひその後をみてみたい。2017/03/14