アルファポリス文庫
ありふれたチョコレート〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784434212093
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

営業部長兼専務の超イケメン、瀬田聡司のパシリとなり数年、本人の意思とは裏腹に、「瀬田係」として周囲に認められてきた相馬茅乃。だが、瀬田には社長令嬢との縁談があり、常に彼の傍らにいる茅乃は、社長とその娘から見れば邪魔そのもの。とうとう自分が僻地に飛ばされるという噂を聞いた茅乃は、自分の想いに蓋をし、自ら遠く離れた地へと異動希望を出す。けれど瀬田は、茅乃が離れることを許してくれなくて―

著者等紹介

秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

89
茅乃の上司の瀬田はイケメン、スタイルセンスお見事、仕事もできるし、現社長娘と将来結婚して次期社長候補。5年間、瀬田係として働いてきたが、今になって瀬田への恋心が芽生えてきた。失う寂しさを味わうくらいなら、先に離れてしまえ~ということで転勤を希望。瀬田に内緒で札幌へ移動したが、実は瀬田は茅乃を欲していた。一晩だけ…では終わらず、瀬田の猛攻撃開始。実は瀬田は世界的に有名な会社の御曹司だった。…とシンデレラストーリーは予想できたけど、茅乃の拒否しまくる態度に食指が動かず、しばらく放置してしまった。まぁ紆余曲折→2020/03/20

まろんぱぱ♪ 

54
はははは、大人の恋愛童話♪ですね。アラサー上司と部下という、テンプレばかっぷるのイチャコラストーリー、といったら実もふたもない。茅乃の自信のなさっぷりにイライラしつつも、ニヤニヤしてましたが(笑)ライトノベル!として読めば、サラサラいけましたね♪で、あっちは夜食で、こっちはチョコ、ふたつとも出だしだけだし(笑)ま、次、いってみるか。2018/09/03

えりこんぐ

46
イケメンで強引な御曹司と庶民ヒロインってのが『いい加減な夜食』シリーズと似てる。あちらよりかヒロイン茅乃の心の突っ込みが笑えて楽しかった。笑いと甘さの配分がちょうど良い。【積読66】2022/08/13

しゅわ

46
【図書館】秋川さんお得意のデキル男・瀬田とその部下・茅乃ちゃんの物語。ともかく茅乃ちゃんの自己評価が低すぎて北海道までの逃避行はともかく、そのあとの行動が意味不明で共感できない。バリキャリ集団というSICが…支店とはいえ…ぜんぜんそんな感じしないし…とツッコミどころ満載。ほぼ『…夜食』の焼き直しです。とってもテンポ良いストーリー展開でメチャクチャ読みやすい文章、設定もおもしろいだけに…瀬田さん側の心情がけっこうちゃんと描かれているのが嬉しいけど…いろいろと残念な一冊でした。2016/10/29

蝶よ花You

38
愛?狂気?完全無欠な執着深い男に迫られたら。そんな男への思慕を自覚した女の行く先は「敵前逃亡?!」。そんなバタバタラブコメディ。話の中核は、一人の人間としても、仕事のパートナーとしても、女としても、有能過ぎる女に惚れ込んだ男が彼女を手元に置く為、あの手この手で彼女を自らに絡めとる、溺愛・執着愛の物語なのですが、何と言っても有能過ぎる彼女の発言の一つ一つがバラエティに富んでおり面白い。少々のネタバレとなりますが、そんな彼女を「【ありふれた】チョコレート」と称する事にまたこの作品の旨味を感じます。実に良作。2016/03/22

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