内容説明
ロッツガルド学園で講師をしている深澄真です。元竜の巴、元蜘蛛の澪の美女コンビに元死霊のイケメン、識と一緒に異世界ライフを楽しんでます。いよいよ待ちに待った学園祭が始まりました!最注目のイベントは何と言っても闘技大会!僕のスパルタ授業を受けている愛弟子達ももちろん出場します。入賞者が全員、教え子になりそうなのが心配なくらい力のある子ばかりなんだよなぁ…しかし、嬉しい話題ばかりでもないんです。ロッツガルドの商人ギルドに、どうやらクズノハ商会が目をつけられている様子…出る杭は打たれるってやつかな。それと呼応するかのように、闘技大会でも不穏な動きが起こっているんだよね。首謀者っぽいのは、リミア王国の大貴族のご子息様。…恨まれるような事をした記憶はないんだけど。教え子達に危険が及ぶようなら、僕も本気出しますか!
著者等紹介
あずみ圭[アズミケイ]
愛知県出身。2012年よりWeb上で「月が導く異世界道中」の連載を始める。一躍人気作となりアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞。2013年5月、改稿を経て「月が導く異世界道中」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
18
本編で帝国の勇者が巴にご執心な理由がエクストラエピソードでわかる。 澪と王国の勇者の響のエピソードもなかなかに面白い。 主人公は商売で利権の壁で思い悩み。生徒達は団体戦で無類の強さを誇る。主人公の従者達はほぼ傍観者のようになってる。2019/09/24
こも 旧柏バカ一代
16
前の巻から葛の葉商会の存在感が増し、安価な薬品の秘密を知りたがる連中があの手この手で主人公に迫って来る。そして、商人ギルド長からは輸送手段の技術を公表しろと高圧的に迫られ、金銭で解決しようとしたら売り上げの9割を寄越せと凄まれる。そんな世間の荒波に打ちのめされた主人公を他所に。学園の教え子達は主人公を怨む大国の貴族の妨害に遭いながら、実力で喰い破り快進撃をする。快進撃の裏には主人公の講義があり全ての国から注目されているのだが、精神的に追い詰められた主人公はまだ認識してない。2021/07/14
sion
8
あらゆる意味で注目されたライドウ。商人としてピンチになりました。ギルマスウザイ。妬みと注目は本当にジャマにしかなりませんな。番外編は本編で語られなかったバカ勇者と巴の出会い。澪と勇者の再会でした。ライムが人間を辞めてしまいましたが真の反応はいかに?2015/11/30
Abercrombie
4
○ 商人ギルドに呼び出され、商売の素人ってことを思い知らされる主人公。闘技大会での教え子の活躍が霞んでしまうほど酷い描写だった。まあこれでヒューマン世界を見限り、魔人側につく踏ん切りがつけられたからよかったのかな。エクストラエピソードが本編と同じくらいのボリューム。巴と澪がそれぞれ勇者と係りあう話で面白かった。2016/08/19
マインドキャップ
4
とりあえず、ギルマスうぜぇぇー!真は良く我慢出来たと思います。 今回は凄く良い所で番外編が入ったので、うわっ!てなりましたが、 むしろ番外編のが面白くてビビりました。 本編よりよっぽど冒険してます。 続刊は真の活躍に期待! 2015/08/31
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