内容説明
クラスで苛めに遭っていた武田順平はある日、苛めの首謀者たる木戸翔太や幼馴染の竜宮紀子らと共に、「神」の気まぐれによって異世界へ召喚されてしまう。勇者としてのチート召喚―かと思いきや、なぜか順平だけは村人以下のクズステータス。ろくに戦闘も出来ない劣等ぶりで、周囲から軽んじられていた。そんな折、木戸の悪巧みと紀子の裏切りによって、順平はとある迷宮に生贄として突き落とされてしまう。そこは、魔物犇めく『狭間の迷宮』―名だたる冒険者達が挑んでは散っていった生還率0パーセントの地獄ダンジョンであった。冒険者の屍が散乱する迷宮内。いきなり立ちはだかる規格外のモンスター。絶体絶命の状況下、半ば死を覚悟した順平はしかし、そこで起死回生の奇策を閃く。迷宮踏破への活路を見出した最弱ダンジョンシーカーが、裏切り者達への復讐を開始する―
著者等紹介
サカモト666[サカモト666]
大阪生まれ大阪育ち。2015年7月、アルファポリスより『ダンジョンシーカー』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すがやん
20
ちょっとグロめのダークファンタジー。似たような設定はよくあるし、パクリ疑惑もあるけれども、チートというより、出来る範囲で頭を使ってゲスに相手を倒すのが面白いので、続けて読む予定。2016/11/09
外道皇帝
5
ありふれた異世界転生モノ。主人公がとんでもないモンスターばかりいる迷宮に落とされて底から這い上がる経過がメインなのだが、まず「生け贄の迷宮」に生け贄を捧げる理由が説明されてないのであまりに唐突過ぎてついていけない。また1冊での主人公の成長ぶりが大きすぎてバランスが悪すぎるのも問題。2015/09/27
爺
3
BookLive!でオススメされたので、何となく読んでみたのだが……「ありふれた商業で世界最強」ともろ被る序盤設定。少しずつオリジナルのおもしろさが出てきてくれれば良いのだが……。2016/10/17
ユキムラ
1
ゴキブリダンジョンの印象が強すぎてちょっと…2015/12/08
菊地
1
Web版未読。復讐を決意するには充分な経緯なので、是非ともダンジョン脱出して気持ちよく復讐を達成して欲しいものですね。2015/10/02