薬包装の近現代史

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  • サイズ B6判/ページ数 352,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434208195
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0063

内容説明

明治時代から現在までの薬包装のすべてがわかる。医薬品の包装に携わって50年余の著者が、薬の形状から商品の単位、包装デザイン、容器のスタイル、表示事項、梱包にいたるまでを詳しく紹介。

目次

近現代の薬包装 通史(薬の包装デザイン;ガラス瓶とチューブ;医薬品の輸送と梱包;包装の表示と法規制)
薬包装の変遷(江戸時代から明治へ(一八六八~一九一一年)
大正・昭和の戦前(一九一二~一九四四年)
戦後から復興へ(一九四五~一九六〇年)
高度成長期から平成へ)

著者等紹介

服部昭[ハットリアキラ]
1936年大阪市生まれ。名古屋市立大学薬学部卒、薬学博士。神戸大学法学部二部卒。技術士(包装技術)。藤沢薬品工業(株)を経て、現在、小西製薬(株)に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

9
図書館にて。江戸時代の売薬の包装は、純白の和紙、木版刷り、紙袋。神社の札や御守りと似ている。明治には、薬局で売るものと、家庭の配置薬とがあり、前者は広告と関係あるが、後者は利用者が薬箱の中で区別がつくような包みデザインが施された。大正から昭和戦前、医療用医薬品は派手なイラストなどで飾るわけにはいかず、意味のないカタカナ商品名に、何か抽象的な図形などとなる。戦後になり、語呂だけではなく、何かしらの中身のイメージを伴う薬名に。プリキュアの敵の名前みたいにダジャレっぽいか。2022/01/21

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