内容説明
ある日突然、異世界に召喚されてしまった茉莉花。不思議な動物や竜のいるファンタジーな世界で、しばらく生活することになったのだけど―この世界、紅茶の味がとっても微妙!こよなく紅茶を愛する彼女は、なんとか美味しい紅茶をいれようと奮闘をはじめ…?極上ティータイムで異世界の皆を笑顔にします!
著者等紹介
鳴澤うた[ナルサワウタ]
2008年よりwebにて小説を発表。2013年に「竜の紅石*執愛に揺れて」で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
19
紅茶への思いとか、淹れかたのこだわりとか、とてもおもしろ興味深く読みました。欲をいえば、構成のバランスをもうちょっと考えてくれたら、山場が山場としてきちんと印象づけられるのですが…。ちっさいトカゲちゃんが愛らしかったです。大人サイズって、どのくらいになるのかしら。再開できたら嬉しいな。2015/06/10
shizuca
8
可愛い作品だなぁ。紅茶という言葉にひかれて購入したのですが、若い子むけレーベル、なのかな、このレーベル読むのはじめてなのでよくわかりませんが、主人公は22歳ということで、しっかりしているような少女のような紅茶師で、異世界で紅茶を広めるために頑張る姿が可愛いです。紅茶の入門書のような解説もあり、恋愛要素がなくとも成立しています。セルファが良い味でしたが、当て馬が当て馬にすらなれず不憫でした。2016/06/27
一条梓(アンフィトリテ)
5
だいぶ前に図書館で借りて読みました!2021/07/28
はなりん
4
異世界トリップもので元の世界にきっちり帰るのはめずらしいなぁっと・・・。いずれはセルファとともに生きるのでしょうけど。セルファがツンツンからマリカへの愛に気付いてからの行動力がなかなかで楽しめました!2015/11/29
真尋
2
異世界での紅茶布教の過程や設定に違和感なく、奮闘する主人公とツンデレ竜のやり取りも楽しく、終盤で竜がデレた辺りから大いに盛り上がったのですが、ラストの帰還のくだりでそれまでそれなりに思慮ある行動をしていた主人公が愚行を始めて台無しに。ラストもご都合感ある展開で後味悪く読了でした。竜のデレまで本当に楽しく読んでいてだけにすごく残念。ラストの元彼の言動がエネ夫予備軍で別の意味で面白くはあった。あと挿し絵のチョイス場所も微妙、終盤で見所場面は結構あるのに魚のシュール画用意とか愉快ではあるけど誰得だコレ…。2015/11/16




