内容説明
常に醜い仮面をつけて素顔を隠し、「恐怖の魔女」と恐れられているサフィージャ。ところが、仮面を外して夜会に出たら、美貌の王太子に甘い言葉で迫られちゃった!?純潔を守ろうとするサフィージャだけど、体は快楽に悶えてしまい…仕事ひとすじの宮廷魔女と金髪王太子の、溺愛ラブストーリー!
著者等紹介
くまだ乙夜[クマダイツヤ]
趣味が高じて小説を書き始める。2015年『王太子さま、魔女は乙女が条件です』にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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でんか
24
ふつうにおもしろい。筆頭魔女のヒロインと王太子のラブコメディ。のっけから無体の展開なので、うーむ、こりゃアカン方だったかなーと思ったが、そっから大変面白うございました。ヒロインの流されそうで流れに逆らおうとしている無駄な努力が読んでいて楽しいです。ヒーローもストレートに愛を告げられる男。スパダリさんなはずなのに、ヒロインの事となると我を忘れておまぬけさんになるのもまた楽し。お互い正体を知っているうえでのすれ違いの妙で楽しませていただきました。続刊あり。2018/05/03
藤田
7
2巻を読む前に再読。面白すぎて1日で読んでしまった。もう二人ともほんとうに可愛い〜〜あ〜〜ときめきをありがとうございます〜〜2016/05/04
むぎ
4
魔女のラブコメかと思いきや、なかなかしっかりしたラブストーリーじゃないですか。お堅い王子が、なにをどうして魔女に恋するか、また頭がいいだけにヒロインを追い詰めていく。面白いと思いましたよ、特にモタモタドレスを脱がせられなくて「わたくし脱ぎましょうか」と言われて「女性を脱がすのは人生で二度目」ってーシーンには笑えました。2015/10/09
ちかぞお
4
ヒロインは魔女とは言っても、魔法をぶっ放すわけではなく、占い師と薬師を足したような感じで、話としてはファンタジーというよりは、キャリア・ウーマンがやっと手に入れた地位を守るために頑張ってるのに王太子がちょっかい掛けてきて、私、関わりたくないんですけど!ってな感じで進みます。ヒロインがかなりのツッコミ属性で、叩上げな人物なので多少口も悪いのですが、スパっとしていて切れがいいです。じれじれっとするのがまた、楽しかったです。王太子のラブラブっぷりがもう、本からはみ出すよ!!ってくらいでした。2015/07/03
マチ
3
いきなり受け入れちゃうの?と驚き。その後は正体を突き止めたいヒーローとどうにか誤魔化したいヒロインの駆け引きが続く。政治的な話もあったけど、主には恋話って感じだったかな。2018/01/02