内容説明
幻の金属が存在し、精霊の闊歩する異世界で念願の鍛冶師になった津田驍廣。彼は、ドワーフたちとの武具比べに勝ち、麗華の武具を完成させた。だが、武具は作って終わりではない。実際に使ったとき、不具合があるかもしれないし、使用者にあわせた調整が必要かもしれない。そこまで考え、対応するのが、本当の職人!ということで、驍廣は麗華たちの魔獣討伐に同行することにした。向かう先は、シュバルツティーフェの森。かつて訪れたときよりも魔気が増えたこの森は、今や魔獣の巣窟と化していた!ワーウルフ、リザードマン、ドラゴニュート、グール、そしてリッチ―次から次へと襲いかかってくる凶暴な魔獣たちを相手に、果たして驍廣たちの討伐任務は無事終わるのか?大人気異世界生産系ファンタジー、第三弾!
著者等紹介
泣き虫黒鬼[ナキムシクロオニ]
南信州の農家。昼間は農作業、夜はwebにて小説を執筆する。2013年アルファポリスファンタジー小説大賞特別賞を受賞。受賞作である「鍛冶師ですが何か!」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
9
え? 幼馴染の彼女が?だからあの眼光なのね。折檻なのね。鬼達もガクブルなのね。2019/03/18
外道皇帝
5
自分が作った武器の完成度を確認したくて麗華の魔獣討伐に参加する主人公。前巻は武具製作がメインだったけど今回はバトル中心。オーバーロードの介入や、幼なじみの転生も判明していろいろと広がりつつあるのだけど、バトルよりも物作り中心の物語を読みたい。 2015/07/04
零崎夢織
4
溜まりすぎたのでまとめて最後に感想を2022/08/14
葛野桂馬@時津風@ハスター
4
やっぱり鍛冶師がどっか行く展開か。ある程度想像していたとはいえ、あくまで作り手の立場に拘って欲しかった。力を誇示し、立場も手に入れ、ここからはハチャメチャ出来るけれど、これが生産系ファンタジーかと言われると首を捻ってしまう。魔物使いや召喚主と言われた方がまだ納得できる。描いている途中で「あれも書きたい、これもやりたい」となったんだろうし、その気持ちは分かる。でも、今回は本筋から離れすぎてたかな。2015/02/10
おやぶん
3
主人公に新たな仲間が増えます。 前世での繋がりのある人物と言う事だけど ヒロインがすでにいる状態で今後どのように展開するんだろうか。 ハーレム状態が出来上がるのかな? 2019/10/27