内容説明
「日本が世界に誇る最も独創的な生物学者」といわれた今西錦司。今西死後二十数年経った今、本書は新しい視点に立って、今西錦司の本質に迫る！！
目次
第１部（生い立ち；登山家への道；登山から探検へ；カゲロウ；生物の世界；戦後）
第２部（著作集；今西錦司を解くキーワード；キーワードの説明；周辺群像；今西錦司論；今西錦司と日本社会）
著者等紹介
石原元［イシハラハジメ］
１９５０年２月１６日生まれ。株式会社Ｗ＆Ｉアソシエーツ代表取締役。株式会社自然科学調査事務所技師長。東京水産大学増殖科卒業、同大学大学院修士課程修了、東京大学農学博士。ＩＵＣＮ種の保存委員会委員／サメ専門家グループ北西太平洋地区議長、日本板鰓類研究会会計幹事。専門は魚類分類学、特にサメ・エイ類の分類、生態学、生物多様性保全学、環境影響評価（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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自称学問的野人、学界の無法者（３頁）。進化論４部作とは、「私の進化論」１９７０年、「ダーウィン論」７７年、「進化論も進化する」７９年、「主体性の進化論」８０年（２４頁）。本多勝一をして世界の偉人１００傑に入ると言わしめた今西先生には、信奉者も多い一方、批判者も多い（３２頁）。社会生物学は行動学、集団遺伝学、進化論、ゲーム理論など、生物学の総体を含む学問で、経済、環境など多岐にわたる（７９頁）。生態学は個体生態学、個体群生態学、群集生態学から構成（９２頁）。2014/12/13
