内容説明
なぜ、自らの「死」を選択できないのか。過酷な病に見舞われ、最愛の息子を失った父親が「現代医療」「尊厳死」「医療費制度」の問題点を問う!
目次
第1章 闘病生活641日の記録(「急性リンパ性白血病」の発症と初期治療;医師の使命「命を救うこと」の功罪;病院や医師の情報隠蔽の実態;患者が絶望に至った背景と病院と患者の信頼関係の崩壊;望まない治療の実態;病院の医師の皆様方への問い掛け)
第2章 延命措置の拒否告知が患者や家族を救う(日本尊厳死協会について;尊厳死の法制化を考える議員連盟;延命措置の拒否告知の意思表示)
第3章 医療費増大の一因は、延命治療と医療制度(急性リンパ性白血病治療期間の医療費;延命措置期間の医療費;診断群分類包括評価制度による追加請求の医療費)
著者等紹介
清水欽次[シミズキンジ]
1946年滋賀県甲賀市生まれ。1965年いすゞ自動車株式会社、入社。サービス部、品質管理部、商品企画部、機能開発センター、商品政策部、研修センターの各部門に従事。1985年物流士資格認定(日本物的流通協会)。2001年社団法人横浜市工業会連合会入会。傘下の地域工業会の事業推進。2007年伊藤忠商事株式会社入社。東南アジアのアフターフォロービジネスに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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