内容説明
フィルボルク継承帝国に利用されていたダークエルフ―ピクティの求めに応じ、彼女と同じ境遇にある三千人の少数部族を救うこととなった自衛隊。その作戦は、久世啓幸の率いる陸自の部隊が帝国兵と戦いながら時間を稼ぎ、その間に海自の輸送艦が帝国領土から人々を運び出すという大規模なものだった。―だが、作戦は思うように進まない。弾薬も人員も限りがある陸自部隊は、己の命を物ともしない帝国兵の猛攻に少しずつ押されていく。そして、海には新たな敵が出現していた。帝国の女騎士バシリアが指揮する古代の魔法兵器と隻眼のバルバディアが率いる海賊団だ。彼らは、輸送艦を守っているイージス護衛艦“いぶき”を沈めるべく、行動を開始する。ネットで大人気の異世界自衛隊ファンタジー小説、待望の第4弾!
著者等紹介
浜松春日[ハママツカスガ]
九州出身。高校卒業後、航空自衛隊に入隊。退職した後は大学へ進学し、民間企業に勤める。高校時代にネット上にて連載していた作品をリメイクした「ルーントルーパーズ―自衛隊漂流戦記」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
17
テロリストを送って来た帝国に調査に赴き。占領された地域で不当に扱われ、虐殺されそうになった戦争奴隷の亜人種達3,000人を輸送艦に収容して、潮の流れによって外界と隔絶された島へと送る。 それをするに、輸送船に亜人種達を乗せる時間稼ぎの為の防衛戦で陸自隊員達は多数の負傷者を出し。輸送途中に現れた海賊達からの襲撃に、旗艦と輸送艦が損傷を受けながらも突破して島へと到着する。 艦に損害を与える兵器がある事が判明した事が脅威だな。 その島の調査で喉から手が出るほど欲しい戦略物資が、、、2019/12/24
外道皇帝
12
ダークエルフや人狼の一族を助けるためにイージス艦出航。派手にドンパチやってますが限りある弾薬をそんなに豪盛に使って大丈夫なのかしらんと心配になる。古代魔法による反撃がもうちょっと強力だとバランスがとれていいかもね。ラストはとりあえず燃料がどうにかなりそうな気配で良かった。2014/11/23
ランタン
6
自衛隊tueee それにしても緊張感が出てきたな。 2016/06/03
天ノ邪鬼
3
物量作戦に補給。自衛隊の弱点が浮き彫りになった巻だった。 また、敵側にも古代兵器をはじめ自衛隊に充分対抗できるだけの力が存在する事が明らかに。にわかに緊張感が増して面白くなってきた。2014/11/29
fap
3
大脱出。 自衛隊側の事情とともに、帝国側の事情もいくつか。 周囲から侵略者と思われている帝国も、その内側から見れば ルーントルーパーズは既存の秩序を破壊する不逞の輩となる。 今後、補給のあてがない状況で自衛隊はいかに戦闘力を維持するか。 弾薬ではなく作戦能力でその存在を主張するのかもしれない。 結末が楽しみでもあり不安でもあり。2014/11/11
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