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内容説明
ビートルズのレコードが新譜として日本で発売されたのは1964年から1970年。著者は中学2年ないし大学3年生だった。当時、著者の耳と目にビートルズの音楽、ニューズ、映像がどのように届いたか、著者の心は何を感じたか、周囲の状況はどのようだったかを、年度順に詳しく語る。
目次
クォリメン
ハンブルク出稼ぎ
昭和33~36年の全体像
西独とフランスにおける動き
Love Me Do発売
昭和37年の全体像
全英規模で売れ始める
米国における不振
ビートルマニア勃発
朝日新聞が報道〔ほか〕
著者等紹介
秋山直樹[アキヤマナオキ]
1949年生まれ。上智大学外国語学部スペイン語学科卒業。アテネフランセ・フランス語本科高等科2年中退。実用英語技能検定1級。TOEIC970点。長年に渡って国際業務に従事した後、2003年から翻訳業。主にビジネス分野と機械分野で和文英訳をこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
29
まるで自費出版かのような一冊。表紙は白抜き文字の表題のみ、本文は文字と当時発表されたビートルズのレコードの表があるだけ。写真もイラストもなく、ビートルズに関連する個人的な出来事を、感傷や思い入れといったことをあえて排して記述しているだけ。それでも!読んでいて楽しいのはビートルズを知る中高生ころの年代の誰もが持つであろう、居ても立っても居られないあのワクワク感に共感出来るから。著者とは10年余りの年代差があるけど、自分にも同じような物語がある。ビートルズの魅力とはまさに、年代を超えた“共感性”にあるんだね。2014/11/28