内容説明
城塞での爆破事件、そして修道士たちの不可解な死を受け、狂信的かつ秘密主義な教会に対する世間の関心は病的なまでに高まっていた。何としても“神体”の正体を隠蔽したい教会側は、リヴたち重要人物を暗殺するため工作員を送り込む。片や、新たな預言から世界の終末を知ったリヴは、自らの使命を果たすため“誕生”所属の元軍人ガブリエルとともに、“星図”が指し示す場所―中央イラクを目指す。迫りくる暗殺者を交わし、ようやく辿りついたそこには、予想だにしない巨大な陰謀が渦巻いていた―超大型ノンストップ宗教ミステリー第2章後編!凄まじい疾走感!そして驚愕のラスト!
著者等紹介
トイン,サイモン[トイン,サイモン] [Toyne,Simon]
テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。一念発起して仕事を辞めると、執筆のためだけに家族とともにフランスに移り住み、1年半かけて『サンクトゥス』を書きあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エリコ
1
完結編が出てないのは残念。エデンの園の解釈には驚きました。2019/10/08
septiembre
1
幽霊の存在が気になっていたがそうだったのか。前作に引き続き後半テンポが上がってどういうラストを迎えるのか楽しみ。2014/10/12
うさぎ
0
あと書き読んで分かったのだけど、三部作の二番目らしい。良かったガブリエルは生きていると信じたい。2015/09/23
ロンリーランナー
0
下巻になりテンポが速くなった感じ。話は相変わらずというかどんどん壮大になっていく。3部作の2作目ということもあり、最後は少し中途半端な印象。3作目でどう話が収束するのだろうか。2014/09/27