内容説明
日々の暮らしの中から照らし出される「私」の生きざま、その実相。“真”の一点も無い自分の本当の姿、正体と真向かわされた「私」―仏との出遇いの一瞬である。仏の教えによって、自らの闇を、自分の本当の姿、正体を次々と照らし出されながら歩む「私」の一歩一歩に、お念仏の声が聞こえる!!
目次
第1章 私にとって、門徒とは、お寺とは、お経とは(宗教とは;何を拠り所とするのか ほか)
第2章 私の根にある無明性(仏によってみられる;凡夫とは ほか)
第3章 自分の本当の姿に気づく(王様の根性「幼児性」;自分の本当の姿に気づく ほか)
第4章 私は何もわかっていなかった(深いご縁で;言葉との出遇い ほか)
第5章 仏に遇うということ(仏さまが拝めない;何を憑むのか ほか)
著者等紹介
宮戸道雄[ミヤトミチオ]
1928年、滋賀県に生まれる。京都大谷専修学院研究科卒業。大谷派同朋会館・補導主任。大谷派四国教区・駐在教導。奥羽、高山、長浜各教務所長。高山、長浜、各別院輪番。大谷派宗務所・企画室長、研修部長を経て、大谷派京都教区近江第11組・慶照寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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