内容説明
人は、だれでも母親の胎内から出発して母親の胎内に帰って行く。加齢による意識レベルの低下と認知症とは「異質な現象」であることを解き明かす!
目次
1 子どもがえり現象
2 覚醒領域、睡眠領域と境界領域
3 覚醒・睡眠領域のエリアの狭まり
4 覚醒・睡眠領域の残存エリアの大きさで区分した意識レベル
5 眠りと目覚めのはざま(境界領域)に生きる人々、そして、そのはざま(境界領域)さえも消えてしまった人々
6 自我、人としての尊厳、そして、生きていることの価値
7 それぞれの立場で違う、意識レベルが2~0にある人たちの、「生きていることの価値」評価
8 境界領域に生きる人々の処遇:経管栄養の可否
著者等紹介
杉山弘道[スギヤマヒロミチ]
昭和37年新潟大学医学部卒業。昭和44年学位取得。昭和46年長岡赤十字病院内科。昭和52年内科医院開業。平成11年介護支援専門員資格取得。平成19年内科医院閉院以降はフリー。日本内科学会・日本認知症学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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