内容説明
なぜなら…例えば…それゆえに…確かに‥しかし‥したがって‥わかっているようでわかっていない「論理的な文章を書く技法」を例文を挙げつつ解説。シリーズ第2弾。
目次
第1章 接続語で書く論理的な文章
第2章 帰納的展開と演繹的展開を使って論理的な文章を書く
第3章 弁証法で論理的な文章を書く
第4章 パラグラフライティング
第5章 文章の組み立て方―“型”を使えば誰でも書ける
第6章 文章読解における“事実”と“意見”
第7章 マッピング―情報整理と思考の整理の技法
第8章 レポートの構成法
著者等紹介
西田みどり[ニシダミドリ]
専門は文章論、近代日本比較文化史。文学博士。2006年、「『まこと』と『救世主』―久米邦武の比較文化論」で中外日報社・涙骨賞受賞。現在は芝浦工業大学、学習院大学、大正大学非常勤講師、エディター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
23
unlimitedにて。先に読んだものとかなり重なっているところ多かった。学生の時に読んでいたら助かっただろうなあ。とにかく字数埋めるのに頭抱えていたもの。2019/04/09
なっしー
3
この本は論理的な文章を書くために必要なことが詰まった良書。文章を書いてみたい方は絶対に読んだほうがいいと思います。ライティングの本を何冊か読みましたが、例えば「すぐに書き出さずにアウトラインやマップツールを使って整理してから書いたほうがいいよ」と紹介されてなるほどと思っていましたが、西田さんは文章を書くためのいくつかの型と、その全体的な手順をわかりやすく説明してくれるので、なぜ、アウトラインやマップツールが有効なのかもわかりました。論理的な文章を書くことが定着するまで手元において読み直したいです。2020/05/16
田中峰和
2
説得力があり「論理的」な文章作成において、接続語がいかに重要かを解説した文章作法の指南書。論理的な文章の書き方を、接続詞、推論法、トピック、具体例で展開する方法、あるいはパラグラフの理解、レポートの具体的な書き方、などを具体的な事例で分り易く解説している。接続詞を適切に用いれば、読者に論旨の展開を予告することができ、誤解が生じるリスクを下げることができる。豊富な事例をじっくり読み込めば、役に立つはず。社会人というより、大学など教育機関で説得性のある論文を簡潔に書く際の便利な手引書として使える。2014/06/07
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★★★★☆
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