内容説明
誘拐事件のドサクサの中、サディスト王子のプロポーズを受けてしまった少女ルゼ。時折現実逃避はするけれど、結婚準備を始め、王子の手駒を育てるうちに徐々に覚悟も決まってくる。時を同じくして、新たに明らかになる敵対組織の謎と、とある地域の怪しげな動き。それらが鍵となり、一連の聖女襲撃事件の真相がついに明らかになる!?果たして黒幕の正体は?その目的は―ついでに未だキスも出来ない二人に進展はあるのか?大人気新感覚ファンタジー、激動の第7巻!
著者等紹介
かいとーこ[カイトーコ]
2003年よりwebにて小説を発表。2009年、「詐騎士」にて「アルファポリス第2回ファンタジー小説大賞」読者賞受賞。2011年に同作品で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絳楸蘭
22
帯に「最終決戦始まる!?」と書いてあったけど、そのようですね。黒幕らしきものがちらほらと。ルゼはちゃんとギルさまのこと好きだよな…って思う描写があってニマニマする。ギルさま頑張れ〜(笑)2014/02/02
フキノトウ
10
この巻は読むのに時間がかかりました。今回の敵は手強かったです。ルゼが苦戦する姿はあまりみないのでドキドキしながら読みました。2014/03/11
ゆり
9
Web版で読書済み。これで完結ではない……んですよね?いろんな魔族たちがわらわら登場してきてにぎやかでした。人間たちのメインキャラも相変わらず盛りだくさん。母親対決が印象的でした(笑)。ルゼとギルの関係はやっぱりほとんど甘くならないのがこのふたりらしくていい。ルゼちゃんの魔術を封じるために腕輪を作るとか……なんだかね!2014/01/27
零崎夢織
8
着々と進む結婚準備。その最中またあの連中が動きだし…って巻。 ウィシュニアの恋ばなもいいですね。2020/01/26
はなりん
6
楽しかった!前巻最後に殴られたからか、今巻はギルのスキンシップが少なめだった。もうちょっとベタベタしててもよかったのになぁ。最後のお預けとか、えーって感じです。二人っきりのときの可愛いルゼとかもちゃんと書いて欲しかったなぁ。そこがとばされていて残念。2014/01/30