内容説明
自分に起こった目覚めや悟りと呼ばれるシフトについて、普通に生活している7人が経験を率直に語った。そのとき何がわかり、何が変わるのか?
目次
第1章 おしまい(D・A)
第2章 わたしは木(C・B)
第3章 オーストラリアはない(I・D・A)
第4章 まったくの自由、まったくの無秩序(Y・S)
第5章 海であること(C・T)
第6章 豆を数える人(T・F)
第7章 ティースプーンもスピリチュアル(K・N)
著者等紹介
ボンジャース,サリー[ボンジャース,サリー] [Bongers,Sally]
映画監督、写真家、撮影監督。シドニー在住。オーストラリア国営映画学校(AFTRS)で学んだあと、撮影監督としてオーストラリア映画協会(AFI)賞を二度受賞。オーストラリアで映画制作会社ライト・コーポレーションを経営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
29
悟りの世界を表現出来ているのだろうが、人の体験を体験することは出来ないから、各々が「そう感じている」んだなということにとどまる。また、語ったとたんに台無しになってしまうらしい。 「ただある」「過去はない」「目的もない」 「境界線はない」「目の前にあってただ気づかないだけ」各人に共通するのはそんな言葉。 マインドでは理解し得ない世界。 「回想つぶやきモード」な表現は洗練されてはいないけど、ある種の臨場感がある。どうやら悟りは神秘的な体験というわけではないらしい。あるのは生だけ。2018/03/28
出世八五郎
25
原題:Everybody Enlightenment~Seven stories of Awaking_一般的に悟り、覚醒というモノを経験または得た人たちの独白。それは特別なものじゃなく、そこにそのままあるもので、今までと変わらないが以前と大きく変わる変化。所謂、思考=脳味噌と脱同一化した経験のことで間違いないと思うけど、これらの情報に触れるうちに、所謂つのだじろうの言う背後霊なども、実は“これ”なんじゃないかと思う。魂なども“これ”に該当すると思う。そして、すべての人の表現は“あれ、それ、これ”となる。2016/08/01
テツ
21
自身の在り方。世界の在り方が一変した(と錯覚した)ような感覚ってわりとたくさんの人が経験していると思うのだけれどその瞬間を言語化することはとても難しい。他者の経験した「それ」が自分の経験した「それ」と同じものだという確認も絶対に出来ない。そしてそれ以降自身の人格や精神が突然神々しくなるわけでもない。理解出来ないモノ、現実を生きる上で役に立つ訳ではないコト。他者の経験したそうした事柄を知ることにどんな意味があるのか。そんなことを考えた。読み物としてはとても面白かったです。2017/07/13
藤堂 新平 No.9
21
『出来事に意味はない。人が意味付けているだけ。あるがままを受け入れること』が基本です。さらに、「ワンネス。世界はみんな繋がっている」「進むべき、歩む時の選択は悩まずに直感を受け入れる」ということもありました(*^^)2014/10/13
なおじん
11
図書館で借りて読みました。みなさんが言っていることに見事に共通点があり、ただただ驚きました。2020/06/25
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