ダルクの日々―薬物依存者たちの生活と人生(ライフ)

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434187001
  • NDC分類 368.8
  • Cコード C3030

内容説明

「細いレールの上を歩いているひとの道が大通りとなるように、細いレールから落ちてしまったひとはレールに戻れるように。」多様で複雑な「回復」に道を歩み続ける、薬物依存者14名のライフヒストリー集。

目次

薬物依存からの「回復」をどう理解するか
第1部 薬物依存者たちの「生活」(「生きかた」を変える―Aさん(男性/40代前半/覚せい剤・咳止め薬)
薬池肉林の日々から徒然クリーンへ―Bさん(男性/60代前半/覚せい剤)
気づきを与えてくれた覚せい剤―Cさん(男性/60代前半/覚せい剤)
就職・退寮・入院―Dさん(男性/30代前半/覚せい剤)
スタッフのストレスと喜び―Eさん(男性/40代前半/アルコール・咳止め薬) ほか)
第2部 薬物依存者たちの「人生」(入寮3日目からずっとクリーン―Jさん(男性/30代後半/咳止め薬)
ダルクにいれば安心―Kさん(男性/60代前半/覚せい剤)
「空虚」の解消―Lさん(男性/40代前半/アルコール・覚せい剤・睡眠薬)
スイッチを入れるための覚せい剤―Mさん(男性/30代前半/覚せい剤)
ただ生きているだけ―Nさん(男性/50代前半/咳止め薬))

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

内藤銀ねず

9
「ドラッグ」について調べていた時(たとえば坂口安吾や折口信夫がそうだったように、歴史に名を残した作家たちが手を出して作品にどう影響したのか、とか本気で調べていました)に見つけた本。更生施設であるダルクに入所した人びとへのインタビュー集。この本の形式、どこかで読んだ事があるぞ…と思ったら、村上春樹『アンダーグラウンド』『約束された場所で』に行き着く。読み進むにつれてこれは「違う日本」のことなんじゃないか? みたいな錯覚に襲われるところも、今でも手に取って読みたくなるところも、そう。2019/02/22

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