内容説明
召喚された異世界オールフェイルで、人間と魔族が共存するヒノモト国を創建したシンイチは、各国に現代地球の知識を伝え、平和な世界を実現しようとしていた。一方、人間と魔族の融和に不満を抱いた七人の天使達―世界の管理者を自称し、人々から崇められる存在―は、シンイチを抹殺し、再び世界に混乱をもたらそうと画策する。彼らは道具袋の力を無効化できる武器を生み出すと、絶望の淵にいる人々を巧みにそそのかし、「天使の使徒」に仕立て上げ、シンイチの殺害を命じていく。「魔族千体殺し」の異名を持つ冒険者までが使徒となり襲ってきたことで、道具袋を封じられた最弱勇者は窮地に追い込まれる―!
著者等紹介
大沢雅紀[オオサワマサキ]
2011年よりネット上で「反逆の勇者と道具袋」の執筆を開始。2012年9月、同作にて出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加賀ますず
6
天使達の策略が動き出す…!シンイチの影響で世界に平和が訪れるのを良しとしない天使達が、シンイチを抹殺する為天使の武器を授けた『使徒』達を送り込んでくるが…という内容。復讐に取り憑かれたベルガンサと、憎しみを乗り越えて相手を飲み込む器の広さを持てたシンイチの対比が分かりやすい。そこにアンリとアリサが関わっていくことで、より劇的で壮大なエピソードになっていたと思う。ただシリアスな展開の中でも男性キャラが軒並みロリコン疑惑をかけられていく展開など肩の力が抜ける場面も用意されていて、程よい緊張感で読み進められた。2019/07/26
kei0037
1
★★★★☆2013/11/30
fap
0
主人公である勇者はますます袋の使い方に成熟し、知識の百貨店となる。 召喚元の国の凋落が激しく、国際的地位が低下中。 収穫祭の舞台ステージイラストがまさかのあれ。 ある意味今回の目玉である。2014/11/04
カミヤイン
0
かるい変態ばかりだなんて。2014/08/13
くまくま
0
だんだん変態チックになってきた…2014/03/08